視線入力装置の判定はどうすれば良いのですか?という質問に対して

先日の日本肢体不自由児協会で開かれた講習会に参加された方から、視線入力装置の判定についてどのような基準があるかということを聞かれました。

アメリカだとInsightというソフトがあって、どのくらい分かっているかを数値化するものがあるものの

Insight | Inclusive Technology

国内では、評価ソフトなどは無いことを、お話ししました。

そこで、ロサンゼルスに住んでいるKAI君のお母様に,KAI君がどのように判定してもらったのか聞いてみました。

以下がその返信です。

まず支援学校で総合アセスメントをして頂きました。OT、PT, ST, AT スペシャリスト、看護師、心理学者にみていただき、「スイッチは使えない。声も出ない。手も動かせない。しかし知的障害は無く、アセスメントチームが持ち込んだトビーコミュニケーターは使えなかったがEyeMoT の射的は出来た。カイが学ぶ為には視線入力機器しか手段が無い、という最終判断になりました。そして6カ月の試用期間後のSTのレポートで、最終的に永久的にTobiiがもらえる事になりました。試用させてもらえる段階まで行った物の、6カ月後に取り上げられてしまった子もいます。

そして

カイの場合、EyeMoT で射的が出来た事で「この子は見えていて、分かっていて、こちらの指示に従う事が出来る」(数枚残った的を私が指差して指示したものを撃ち落とせた) 事を一瞬でアセスメントチーム全員に理解して頂けた事と知的障害が無い、と神経科医のレポートや心理学者によるアセスメントで判断された事が大きかったと思います。

とのことでした。

ここでのポイントはEyeMoT で射的が出来た事ですが、それよりも大切なのは,本人が他の方法では難しく、かといって視線入力装置を利用することで可能性が広がる可能性を関係者との会議で了解していること。

また、半年間の試用期間を設定していることだと思います。

支援機器は、持ってくればすぐに使えるものではありません。それの摘要とアセスメントが必要ですし、試用することで使えそうかの判断を必要となるでしょう。

そういった事が、関係者間でのIEP会議で検討することの重要さが示されていると思います。

最後になりますが、彼のナースの動画を紹介します。

視線入力ソフトEyeMoT 3Dをインテリ看護師が使ってみた
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