
奥平さんの講演をお聞きして、はっと気づかされることは沢山あります。
その中でも、こちらの金魚すくいの話は自分のそうだなと実感するものでした。
ですが、こちらのエピソードの話は自分の実感というよりも子どもたちへの声かけがいかに、子どもの事を考えていないかを考えさせられるものでした。
書かれているエピソードを要約すると、
教室で飼っていたカメがいなくなってしまって、ダダくんが逃がしたことになってしまったそうです。本人に「ダダくん、亀を逃がしましたか?」ときくとダダくんは「カメを逃がしました」と答えます。当然、教員の方はやったんだなと判断してしまいます。
しかしこれは自閉症のある子どもの「エコラリア(反響言語:反復繰り返し)」です。
帰宅して、書いてきくと、「逃がしていません」のダダくんの名前に、大きく○をしたそうです。講演の時には、その紙の写真も見せてもらいました。
冤罪ですね。
障害のある子どもと接するときに、そういった事がおきているかもしれません。
これほどではなくても、言葉の理解が十分でない子どもを指導している場面でも、教員が
言葉だけ
の働きかけをしていることはとっても多くあります。
その方が簡単ですからね。
そして、子どもがそれを理解しているかいないかを十分に考えていない。
特に、肢体不自由特別支援学校だと子どもたちも動けないので、とかく教師主導になってしまいがち。
とても気をつけなければならない事です。