昨日の記事を受けて追加しました。
こちらからの更新です。
目次
●ドロップス
ドロップス (Drops: The Dynamic and Resizable Open Picture Symbols) は、私たちドロップレット・プロジェクトが開発、デザインしたシンボル集です。視覚支援のためのシンボルはこれまでにもいろいろなものが作られてきていますが、ドロップスには以下のような利点があります。
これまでのシンボル・デザイン経験を活かした、シンプルで分かりやすいデザイン
大きなサイズでの印刷にも耐えうる高解像度データ
様々なウェブ・アプリケーションに対応できるように設計された基本構造
ベクターデータ
色の別管理
描画部品の汎用性
このウェブ・サイトで紹介しているように、ドロップスを使ってウェブ・ブラウザ上でVOCA機能を使ったり、コミュニケーション・ボードや絵カードを作ったりといったことが簡単にできます。これ以外にも新たな便利な機能を付け加えていく予定ですが、みなさんにもそれぞれの現場で自由に使っていただけるとうれしいです。
スケジュール、絵カード、学習用の素材、掲示物など、いろいろに活用してくださっている方々がすでに全国にいます。これからもそういった方々のお役にたてるようなシンボルを追加していく予定です。
引用が長くなってしまい,申し訳ありません。今が,特別支援学校に行っても一番見かけるのがこのドロップスです。無料で利用出来ること,それなりにまとまった数があること,Webにも出ていますし,CD-ROM付きの本もあること,日本人が描いた絵なので,親しみやすいことなどがあって一時期流行ったPCSを抜いて,一番使われているのではないかと,推測します。
ただ,ここでいろいろなシンボルを紹介しているように,それぞれの学校の事情や使い方によって,ニーズは変わってきますので,すべての学校でドロップスを使えばいいというような単純な理屈にはなりません。
そうはいっても,まずは入門としてこれを利用することをお勧めします。ダウンロードが面倒な人は書籍をご購入ください。
●bo-symbol
ぽっしゅん教材代表、bo-yaが作るbo-symbol。
pcs大好きなぽっしゅんさんが手書きでささっと書けるようにと棒人間のシンボルを作っています。
●No.5
同じぽっしゅんの作品です。
●moroシンボル
特別支援学校の教員,もろQさんのブログに紹介されている自作のシンボルです。特別支援学校のそれも肢体不自由に特化したシンボルがふんだんに作られていますので,上記の2つのシンボルで無いものを探す時にはいいですね。以下から一覧でダウンロードできるようになりました。
●アイコン・コミュニケータ
TREEWARE の石川さんが作ったシンボルを使ったコミュニケーションサイトです。ですので,純粋にシンボルリストと言うことではないですが,Webサイトだけで,シンボルリストを作れますので,お試しするにはいいですね。
●情報処理推進機構:教育用画像素材集
本サイトで公開している画像等は、ミレニアムプロジェクト「教育の情報化」政策の一環として、平成11(西暦1999)~15年度(2003年度)にかけて開発されたものです(開発は終了しています)。
教育のために学校や教育機関、ご家庭にて無償で利用できる約17,000点の素材を収録しています。
開発・公開年度が古くなってきているため、地名等、現在とはそぐわない部分が多々あると思われます。お気づきの方は、お問い合わせ窓口までご連絡ください。
ということで,作成されたのは古いですが,十分に使えるものばかりです。
また,教育利用で考えられているので,不正使用を防止するために電子透かしを入れてあるそうです。
●コミュニケーション支援ボード
明治安田こころの健康財団のサイトです。
コミュニケーション支援ボードの特徴
■言葉によるコミュニケーションに困難のある障害児・者が地域で生活する上でコミュニケーションのバリアをなくしていくことを目指して作成しました。
■話し言葉に代わるツールとして絵を用いた「コミュニケーション支援ボード」を開発し、地域にあって地域で使うものとしてお店や駅、交番などさまざまな場所に設置してコミュニケーションのバリアフリーを目指しています。
■障害のある人たちだけではなく、話し言葉によるコミュニケーションにバリアのある外国人や高齢者、病気療養中の人、幼児などにも幅広く活用されています。
■この啓発普及活動を進めていくことよって、知的障害や自閉症の人々などへの社会的関心や理解が一層深まり、社会の人々のこころのバリアもなくしていくことをめざしています。
■ホームページから誰でも自由にダウンロードして、社会のなかで自由に使えるようにしています。ただし、著作権を放棄しているわけではありません。
全国の特別支援学校校長会ではこれに関する本を出しています。
ただ,この画像素材については,いろいろと利用の制限があるそうです。
このリンクには
へのリンクが張ってあり,利用上の制限があり普及がいまいち進んでない原因になっているようです。
●Leeの特別支援教育
●ザ・プロンプト 絵カードセンター
古林療育技術研究所さんのサイトです。
●いらすとや
●OTナガミネのリハビリイラスト集
●Hamu’sぷろだくしょん
●アトリエふにぽ。ココロをホッと癒すイラストギャラリー
●モヤモヤシンボル
●働く主婦の独り言より 無料シェア教材等一覧
ダウン症と自閉症の重複障害のお子さんのための沢山の教材を作られたそうです。
数が凄い。
コメント
金森先生、いつもご紹介ありがとうございます。古林です。
肢体不自由児向けのスイッチの作り方は、金森先生他多くの方々が資料の公開や情報発信されています。一方で、自閉症児・発達障害児向けの絵カードの作り方は、なかなかわかりやすい資料がありませんでした。(出来上がりの写真とかは、公開する人が多いのですけどね。)
https://theprompt.jp/schedules/text/ theprompt.jp
kintaのブログでご紹介いただけると幸いです。よろしくお願いします。
そこで、「絵カードの作り方」の初心者向けの資料を作りました。正確には、「絵カードの作り方」の資料”も”作りました。中心はスケジュール表の教え方です。