書籍情報が分散していたので,こちらに統合することにしました。
また,見やすくするために分類しました。
分類の視点は「金森が関わった本」「中邑さんの本」「坂井さんの本」「その他」としました。もう少し,分けられそうですが,ややこしいので,とりあえずこれで。
目次
1.金森が関わった本
●コミュニケーションを豊かにするためのICTの活用

●知的・発達障害のある子のプログラミング教育実践

●発達障害のある子の学びを深める教材・教具・ICTの教室活用アイデア

●はげみ No.386「シンプルテクノロジー」

●視線入力でらくらくコミュニケーション


●知的障害特別支援学校のICTを活用した授業づくり

◆第1部 理論編◆ 知的障害特別支援学校におけるICTの活用についての考え方や、活用方法、ICTを活用した教育を導入する際の留意点や情報モラルの指導について解説。
◆第2部 実践編◆ 全国の知的障害特別支援学校の各教科、領域・教科を合わせた指導、コミュニケーション支援などでICT機器等を活用した39事例を掲載。実際にどのような機器・アプリ等を使用し、それらをどう工夫して指導に役立て、その結果児童生徒にどのような効果があらわれたかについて、使用機器・アプリ等の写真を多用しながら、簡潔にまとめている。ICTを活用した授業づくりのためのヒントに。
●決定版!特別支援教育のためのタブレット活用

いまなぜタブレットPCなのか? タブレットPC活用の最新事情や基本操作、アクセシビリティ機能を紹介し、タブレットPCが障害のある子どもたちにとってどのようなメリットをもたらしているか、障害ごとに活用事例を紹介する。
●学校でのICT利用による読み書き支援 合理的配慮のための具体的な実践

合理的配慮の観点から、学校現場で可能なICTによる支援の実例を紹介。
●特別支援教育の実践情報

明治図書が出している特別支援教育の実践情報に
「わかる・できる・つながる!ICT活用ガイド」
という連載を書いています。
●肢体不自由児のためのタブレットPCの活用
特別支援学校を中心にiPad等のタブレットPCを活用した授業実践が広がってきています。本書ではどのように肢体不自由教育にタブレットPCを活用するかについて「基本設定」「ソフトの選択」「入力装置」「授業での活用実践」などを、実践報告を含めわかりやすく解説しております。
●〔実践〕特別支援教育とAT(アシスティブテクノロジー)第7集

動画や音声を出すことができるコンピュータは、知的障害のある子どもの理解を助けます。シンボルの選択でコミュニケーションをはかることもできます。そんなICT機器活用について特集しました。障害の重い子どもたちの世界を変える!最新機器もミニ特集しています。
●〔実践〕特別支援教育とAT(アシスティブテクノロジー)第6集

AAC―拡大代替コミュニケーションとは、障害があっても、その人に残された能力とテクノロジーの力で自分の意思を相手に伝える技法のことを言います。本号では、知的障害と肢体不自由を併せ有する障害の重い子どもへのそんなコミュニケーション支援を特集しました。
●〔実践〕特別支援教育とAT(アシスティブテクノロジー)第5集

「視覚支援」を特集しました。視覚支援には、言葉で提示するだけでなく視覚的な情報を添える支援(自閉症のある子などに有効)と逆に視覚障害など視覚情報が入りにくい場合に別の方法で拡大したり代替したりする支援があります。巻頭インタビューは当事者・神山忠さん。
●〔実践〕特別支援教育とAT(アシスティブテクノロジー)第4集
「合理的配慮」を支えるための支援技術はコレ!
目が見えづらかったらメガネをかけるように、学習や生活上の困難を支える支援機器を使ってみませんか。第4集では、インクルーシブ教育時代に求められる「合理的配慮」を支えるための支援技術について具体的に紹介しています。巻頭インタビューは当事者・井上智さん。
●〔実践〕特別支援教育とAT(アシスティブテクノロジー)第3集

学習のユニバーサルデザインにATを活用しよう
目が見えづらかったらメガネをかけるように、学習や生活上の困難を支える支援機器を使ってみませんか。第3集では、教室で学びにくさを感じている子どもたちをはじめ、どの子にも有効な教材をローテク(紙教材)からハイテク(ICT機器)まで数多く紹介しています。
●〔実践〕特別支援教育とAT(アシスティブテクノロジー)第2集

タブレットPC・スマホを有効活用して子どもを支援
急速に普及が進み、誰にとっても便利な機器である携帯情報端末を、特別支援教育において有効に使うための活用の意義やコツを実践とともに紹介しています。入門書として、広くAT(アシスティブテクノロジー)を紹介した第1集に続く第2集となります。
●〔実践〕特別支援教育とAT(アシスティブテクノロジー)第1集

ATって何?困難さを支援する技術の使い方がわかります
「障害による物理的な操作上の困難や障壁(バリア)を、機器を工夫することによって支援しようという考え方」であるAT(アシスティブテクノロジー)をより広く知ってもらい、活用していくためのAT入門書。環境整備としての支援技術を実践とともに紹介しています。
●特別支援教育におけるATを活用したコミュニケーション支援
本書ではAT(アシスティブ・テクノロジー)=障害による物理的な操作上の困難や障害(バリア)を、機器を工夫することによって支援しようという考え方(「教育の情報化に関する手引き」より)に着目しました。おもちゃや絵カード、VOCA、テレビ会議システム、e-黒板などローテクからハイテクまで、ATを活用したコミュニケーション支援の実践を紹介しています。
●マジカルトイボックスのアイデア&ヒント+77 障がいの重い子の「わかる」「できる」みんなで「楽しめる」
障がいの重い子どもを対象にAT(支援技術)やAAC(補助拡大代替コミュニケーション)を普及するために発足した「マジカルトイボックス」のもとに集積された、子どもの活動を豊かにするためのアイデア・工夫を紹介する。
前著「アイデア&ヒント123」に続く77のアイデアとヒントが満載されている。
ATやAACについてわかりやすく解説したマンガや、役立つwebページ情報も充実していて便利。
●マジカルトイボックスの 教材&アイデア100連発 障がいの重い子の「わかる」「できる」みんなで「楽しめる」

マジカルトイボックスの「アイデア&ヒント」シリーズも3弾になりました。
「123」「+77」と併せてさらに「100」のアイデアがうまれ全部で300のアイデアになりました。
これらのアイデアの中には時間とともに利用がむずかしくなったものもあるかもしれません。
しかしその基本には、オモチャや機器に依存することのない,いつまでも忘れてはならない大切な考え方が込められています。
ぜひ,第3弾もお読みいただければと思います。
●はげみ No.350「教育・療育におけるコンピュータの活用」
●はげみ364号「生活を豊かにする支援機器の活用2」
●【改訂版】障がいのある子の力を生かすスイッチ製作とおもちゃの改造入門

重い障がいをもつ子でも、少しの工夫・工作で便利な機器や楽しい玩具が扱えるようになり、その世界を広げることができる。安全・確実なものが手作りできるように、必要な道具・はんだづけ・穴のあけ方等の基礎知識から具体的なおもちゃの改造まで、懇切丁寧に解説した。
●はげみ「生活を豊かにする支援機器の活用〜障害の重い子どもたちへのAACの活用〜」
2.中邑さんの本
●発達障害の子を育てる本 スマホ・タブレット活用編 (健康ライブラリー)

●AAC入門(中邑賢龍)
障害があるから……..と、あきらめていることはありませんか?
少し、見方をかえるだけで、出来ることはたくさんあります。
障害があるために、一人で移動ができない人、発話が困難な人は、自立はできないのでしょうか?AACでは、その人のできる手段でコミュニケーションをとることが、こころの自立につながると考えられています。この本では、重い障害がある人々の自己決定を支援する方法を、分かり易く紹介します。
●発達障害の子どもの「ユニークさ」を伸ばすテクノロジー

計算が遅ければ電卓で,字を書くのが遅ければワープロで, 字を読めなければコンピュータで読み上げて学習しよう というのがこの本の狙いです。 しかし,教育において道具を使うことに抵抗のある人は多いと思います。 これからこの本で紹介するテクノロジーについて,安易すぎる, 教育すればそういった技術は不要だといった意見が 立ちふさがることは明らかです。 しかし,それを超えていかなければ本書をまとめる意味はありません。 発達障害を支援する上で重要なもう一つの教育的視点に 気づいていただければと思います。 (第1章 テクノロジーを利用する新しい教育 より)
●学校の中のハイブリッドキッズたち

学習困難を抱える子どもたちの社会参加の機会促進を目指し、携帯情報端末の可能性を研究する事を目的として2009年より進められている「魔法のプロジェクト」。テクノロジーで電子武装した子どもたち(ハイブリッドキッズ)と先生たちが新しい学びを生み出しています。
●タブレットPC・スマホ時代の子どもの教育
タブレットPCやスマートフォンに対する関心が高まるとともに、学校教育の中でも利用の可能性を探る動きが活発です。何らかの困難さを抱える子どもたちにとって大きな役割を果たすと考えられるこれらのツールの教育における意義や具体的活用法について詳述しています。
●バリアフリー・コンフリクト

社会制度のバリアフリーは,科学の進展だけでは実現せず,また新しい問題の地平をひらきもする.人口内耳,障害者雇用制度,リハビリテーション……,立場によって目標が異なるばかりか,「争われる」バリアフリーすらある.東京大学のプロジェクトが発信する,現代社会の「バリアフリーのテキスト」
●黙って観るコミュニケーション

コミュニケーションの糸口のつかめない、重度・重複障害のある子ども達との関わりを見直してみませんか?
3.坂井さんの本
●知的障害や発達障害のある人との コミュニケーションのトリセツ
●自閉症や知的障害をもつ人とのコミュニケーションのための10のアイデア

視点をかえることによって、それまで難しいと思われたコミュニケーションも意外に簡単に実現できる、そんな事例を豊富に紹介する。
●ケータイで障がいのある子とちょこっとコミュニケーション

障がいのある子どもとコミュニケーションをじょうずにとるためのノウハウと、支援ツールとしての携帯電話の活用法を紹介。CDにはパソコンで出力できる絵カード素材、携帯電話にインストールできるコミュニケーション用動画アニメなどを収録する。
4.その他
●タブレットPCを学習サポートに使うためのQ&A

視覚シンボルで楽々コミュニケーション 障害者の暮らしに役立つシンボル1000 CD-ROM付き ★2(おかわり)★
「なぜ、視覚支援が上手な支援者は、他の支援も上手なのでしょう?」
みなさんの身近にもいませんか。
視覚支援、特にシンボルを使って、わかりやすいスケジュールをさっと作ってしまう先生。
その人が作るスケジュールは、その子にとって必要十分な情報が提供されていて、見やすく、使いやすい。
そういう先生は、子どもたちと遊ぶのも上手だったり、興味を引く教材を作ることも上手だったり、パニックを起こした子への対応も上手だったり…。
その秘密はおそらく「なぜその子にとって視覚支援が必要かを分かっている人」だからではないでしょうか。
健常者にとっての視覚支援は、使い慣れた音声言語によるコミュニケーションに比べて、どうしても「一手間」かかるコミュニケーション手段です。
ですから、それを使うには、まずは話し言葉によるコミュニケーションが苦手な人への理解が必要です。
その子に適したコミュニケーションに合わせる姿勢が必要です。
その心構えがあって初めて、話し言葉に頼ったコミュニケーションではなく、書いて伝える、描いて伝えるという方法を意識的に使うことが出来るようになります。
子どもとの付き合いがうまい先生とはつまり、その「相手に合わせたコミュニケーション手段」を取ることができる人だから、というのが理由ではないでしょうか。
この本はその「一手間」の最初のステップを提供する本です。
相手に合わせたコミュニケーションのスタートの、最初のハードルを下げるための本です。
前作「視覚シンボルで楽々コミュニケーション」を出版したのもそんな意図からでした。
シンボルの準備に時間をかけるのではなく、私たちが開発した豊富なシンボルを自由に組み合わせて、少しだけ余裕のある支援をしてほしい、そして少し余裕ができたら、その時間をさらにより良い生活のために使ってほしい、というものです。
それから7年がたち、特別支援教育やシンボル、視覚支援を取り巻く環境は大きく変わりました。
まず、前作はおかげさまで多くの方に受け入れていただき、日本中にドロップスが広まりました。
この7年の間に新しいシンボルがさらに1000個できました。
本書には、その最新シンボル1000個が収録されています。
必要なシンボル探しに費やす時間がさらに減らせるはずです。
そして、シンボルを活用する手段もさらに良いものがたくさんでてきました。
2007にアップル社がiPhoneを発売し、2010年にはiPadが発売されました。
特にiPadが特別支援教育や療育の現場に与えた影響は絶大でした。
それまで高価な専用機を使わないとできなかった、写真や動画や音声、アニメーションといった様々なメディアを組み合わせたコンテンツが、簡単にiPad上で使えるようになったのです。
私たちドロップレット・プロジェクトがプロデュースしたアプリ「ドロップトーク」もiOS用アプリとしてヒットしています。
一方、紙に印刷した予定表や手順表の大事さも見直されています。
特に子どもたちが自分の手で操作したり、書き加えたりといった様々なことができるアナログ手段は、どんな時代でも重要だと言えるでしょう。
特別支援や療育のアイディアを取り入れた文具や雑貨なども増え、便利で楽しいアナログ支援手段が次々登場しています。
現代は子どもたちに合わせて、そういった手段をうまく組み合わせて、よりよい方法を選択していく時代だと言えます。
使う子どもたちはもちろん、支援者側も無理なく、楽しく使えるようなツールが理想です。
東京大学先端科学技術研究センターの中邑賢龍先生の言葉に「現代はハイブリディアンの時代だ」というものがあります。
知識や記憶を、様々なICT機器に置き換えた現代人は、すでにハイブリッドな存在だ、ということです。
わたしたちは手段にこだわらず、様々なツールを好きなように組み合わせてハイブリッドな支援をする時代に生きています。
本書でも、できる限り幅広く、簡単で楽しい手段やツールを紹介するよう心がけました。
これらを組み合わせて、楽しいハイブリッド支援を目指していただけることを願っています。
ドロップレット・プロジェクト 代表 青木高光
●特別支援教育ですぐに役立つ! ICT活用法: ソフトバンクによるモバイル端末活用研究「魔法のプロジェクト」の選りすぐり実践27

特別支援教育現場において、ICTを指導・支援に生かすノウハウを事例と共に紹介。在学中に、通常の方法では学びにくい子どもが学校で自分なりの学び方を見つけ、学校内外でその能力を発揮できるようにし、将来も役に立つICTを活用する力をつける。
●視覚シンボルで楽々コミュニケーション 障害者の暮らしに役立つシンボル1000 CD-ROM付き
ドロップレット・プロジェクトは、コミュニケーションに障害をもつ方のために、オリジナルの視覚シンボルと、それらを活用した便利なツールをウェブで提供しています。
ドロップレット・プロジェクトが開発した視覚シンボル「ドロップス」は、親しみやすく分かりやすいデザインと、語彙の豊富さ(ウェブで700語を提供しています)から、多くの教育・福祉の現場や家庭で利用されています。
このドロップスに最新語彙300語を追加して、収録したのがこの「視覚シンボルで楽々コミュニケーション 障害者の暮らしに役立つシンボル1000 CD-ROM付き」です。
本書の前半には、これから視覚支援を始めようとしている方々のための、基本的なポイントや手順が、具体例を交えてまとめてあります。
さらに、ドロップスを使って作れる、VOCAやコミュニケーション・ボードなどの、さまざまなコミュニケーションツールや、ネット上で公開されている便利なツールの活用方法も紹介しています。
後半には1000語に及ぶドロップス・シンボルが項目毎に分類されて収録されています。巻末の索引と合わせて活用いただければ、多彩な語彙の中から必要なシンボルが簡単に探し出せます。
付属のCD-ROMには、高解像度のドロップス1000語の全データだけでなく、その白黒線画ヴァージョン、背景透過ヴァージョンなども収録され、必要に応じた加工が簡単にできるようになっています。
また、本文で活用方法を紹介している、保健行事手順表(全15種類)や、表情絵カード集(全220種)も収録しています。
●特別支援教育のための「ちょいテク」支援グッズ36
アシスティブテクノロジー・小ネタ集
障害のある子どもが生き生きと活動できるちょいテクが満載! アシスティブテクノロジーとは、世の中にある様々な機器を障害のある子どもの支援に使おうというもの。パソコンみたいなたいそうな機器だけをさすのではなく、100円ショップにも教材に利用できるものがある。全国の実践の中から良い「教育の小さな工夫」を集めた。
●特別支援教育・おすすめ「ちょいテク」支援グッズ31
身の回りにあるものを活用したアイデアが満載! 特別支援教育現場のよい実践をアシスティブ・テクノロジーの観点からまとめた、前著『特別支援教育のための「ちょいテク」支援グッズ36』の続編。付録のCD-ROMにはMOCAシンボル約1,000個の他、好評のFlash教材なども収録。実践がさらに広がる一冊。
●読み書き障害のある子どもへのサポートQ&A

学習障害の中でも「読み書き」に困難がともなうディスレクシアの子どもたちの特性と支援方法についてQ&A方式でわかりやすく解説。スマートフォンやワープロ、便利なアプリなど、さまざまな代替手段を具体的に紹介します。
●特別支援学校におけるアシスティブ・テクノロジー活用ケースブック
米国の先進的な実践者の取組を参考にしながら、個別の指導計画へのアシスティブ・テクノロジーの記述や評価の方法などを検討。アシスティブ・テクノロジーの活用が個別の指導計画等に位置付いて実施され、評価され、改善されるなど、一人一人の子どもが生き生きと主体的に学ぶことのできる環境の実現を紹介する。
●アシスティブ・テクノロジー活用のためのガイド 〔ATG〕
本書では、特別支援学校(肢体不自由)におけるAT活用に関する現状と課題について、全国特別支援学校(肢体不自由)を対象とした調査から把握して整理・分析し、そこで明らかとなった課題の解決を図るための考え方と実践事例を示しました。あわせてAT活用の促進を図るための学校の組織的な取組を把握するためのツールとして、「支援技術(AT)活用の自己評価マトリクス-特別支援学校(肢体不自由)版」を開発しました。
さらに、特別支援学校のセンター的機能を活用した小・中学校での肢体不自由のある児童生徒へのAT活用の現状と課題について、調査結果と実践事例より考究しました。
巻末資料として「教員のAT活用に関する自己評価と研修ニーズ調査票」と「支援技術(AT)活用の自己評価マトリクス-特別支援学校(肢体不自由)版」を掲載しました。