CSUNレポートが途中で終わってしまいました。
コロナウイルスの影響もあって1日早く帰国し、バタバタしている中、気持ちの整理もできなかったので続きを書く気にもなれませんでした。
ですが、昨日のセミナーに参加して少し前向きになりました。
また、前に進みたいです。
コロナウイルスの影響について、こんな事を考えた人もいたようです。
私たちは、何の疑いもなく前に突き進んできていた。
それを強制的に見直さざるを得なくなったのが今の状況なのかもしれません。
とっても苦しいですが、それはそれを見逃していたからなのかも知れません。
さて、今回の紹介はCSUNのセッションの中でも数少ない重度重複障害のある子どもに関する紹介です。
原文はこれ
Concluded Supporting Interaction of People with PIMD Using ICT
私のなんちゃって訳はこちら
ICTを使用したPIMD(Profound Intellectual and Multiple Disability:超重症児)の相互作用のサポート
発表をされた方は、EUの資金提供を受けて、ポーランドの方のようです。
探したら、こちらに研究内容についてのサイトがありました。

プロジェクトを紹介したYouTube動画もあります。
INSENSIONというプロジェクトで、重度重複障害児との相互交渉に関する新しい研究だと書かれています。
研究に関する論文がこちらにも掲載されています。
こちらを見ると、マズローの要求の5段階の図などが書かれていて、非常に興味深いものです。まだ十分に読み解けていないんですが、ICTを活用して、彼らの非言語的な表現をデータ化して理解しようとしている取組であることが分かります。
上記の図のように身体運動を数値化するなど、先端研がやっていたOAKと似たような側面がありますね。
それ以外にも、音をモニタリングするなど、多面的な表現を調べているようです。
日本だと、とかくマンパワーに頼ってしまいがちですが、それを客観化させるのはとても重要で、昨日のセミナーで伊藤さんが紹介したEYEMOTの機能はその1つだと思います。
少し元気が出たらメールしてみようかな。