同僚のSさんから教えてもらったTIPSです。
障害の重い子どもたちの授業では,音楽をかけたり,歌を歌う事が多くあります。
また,朝の会などでは決まった歌をうたうことで,場面の意識付けをさせています。
とくに,児童・生徒のテーマ曲を決めて「○○ちゃんの歌」を歌うことで
「私に注目が集まる」ということが分かってくれる子どももいます。
これって,歌詞だけでなくリズムなど情動の訴えたコミュニケーションとしては音声言語が分からない子どもたちでも理解しやすいからだと思います。
そこで,ある学校では「先生のテーマ曲」を決めているそうです。
そうすることで,子どもだけでなく,どの先生が授業場面にいるのかも子どもが分かってくれます。視覚に問題のある子どもでも,イメージできるんですね。
その学校の後日談として,卒業した生徒と会った時,見ただけでは思い出してくれなかった生徒がテーマ曲を歌ったところ,思い出してくれたということがあったそうです。
とかくコミュニケーションのモードに音声言語を使ってしまいますが,様々なモダリティーを活用することで,子どもとのコミュニケーションが広がることが出来るといったエピソードだととても感心しました。