先日ある特別支援学校に行ったら、児童がゴミについての学習をしていました。
肢体不自由の特別支援学校だったからかもしれませんが、「ゴミ袋を見たことが無い」ということで、ネットでどんなゴミ袋があるかを調べていました。
そこで、こんな動画があるの知ってますかと「宇宙にゴミ全部捨てたら万事解決!?」という記事の動画のことを話しました。
そうしたら、うちの自治体はYouTubeにはつなげられないんですよとのこと。
それを聞いたときに
またか
と思いました。
良く聞く話だからです。
でも、文部科学省をはじめとした多くの官公庁はYouTubeを活用して広報してるんですよね。
目次
文部科学省チャンネル
東京都公式動画チャンネル
あいちインターネット情報局
そういったものも学校では見られないということですよね。
もちろん、今は赤ちゃんに保護者がスマホで動画を見せて子守する時代です。
「スマホ育児」発育に影響は?
知的障害特別支援学校でタブレットの使い方を聞くと、ごほうびとして何かやったらYouTubeを見てもいいという強化子として使うということも聞きますので、それはどうかなと思うこともあります。
でもそれって、子どもが問題なんでしょうか?
使い方、使わせ方を大人自体がよく分かっていないことが問題なのではないかなと感じます。
一歩引いて、全てのPCやタブレットに許可を与えるのではなく、ある程度講習を受けて、適切な指導ができる教員にはネットの制限を外す権限を与えるというのはどうでしょうか?
どんな講習をすればいいのか、といい事もありますが、一律につなげられないというのはあまりにも現実離れしているように思います。
文部科学省の、情報モラルについての資料にもYouTubeを使っているのに、それを見れないないなんて、どうなんでしょうね。
情報モラルに関する指導の充実に資する〈児童生徒向けの動画教材、教員向けの指導手引き〉・〈保護者向けの動画教材・スライド資料〉 等