視線入力装置の判定はどうすれば良いのですか?という質問に対して(その2)

先日紹介したこの記事ですが

視線入力装置の判定はどうすれば良いのですか?という質問に対して
視線入力装置の判定はどうすれば良いのですか?という質問に対して
先日の日本肢体不自由児協会で開かれた講習会に参加された方から、視線入力装置の判定についてどのような基準があるかということを聞かれまし...

続きがあって、福島さんから下記のようなコメントをいただきました。

神経科医が「知的障害は無い」と診断した根拠は示されていましたか?
日本で利用されている知能検査では、質問されたことに対して話して答えたり、物を操作したりするなど、が難しい場合、測定不能とか測定困難と判断されて「知的障害がある」と診断されることがあるようです。
アメリカでは脳のCT画像で診断したり、不二代さんが「指差した場所をカイ君が見て応えた」ことから判断されたのでしょうか?

ということ,それに対して山口さんから下記の回答をいただきました。

EEG(脳波測定)で大脳の活動が正常であると判断された事、医師に「この子は分かってます」と話したところ、ドクターがカイに自分のBMWのカギを見せて、「カイ、僕の車欲しい?」って言って見せてその後カギをポーンと放ったんです。カイがずっとカギを目で追っているのを見て、「うん、分かってるね。今は目で使うコンピュータがあって、カイはそれが使えるかも知れない」と言われました。また、脳溢血は脳幹と小脳で、大脳は無傷な事はCTやMRIで分かっていました。
詳しい説明、ありがとうございました😊
納得しました。
EEGの結果とCTやMRIの画像を元にカイ君のポテンシャルを推測して「カイ君なら視線で答えることができるはずだ」と口頭試問したのですね。
良い医者だなぁ。
はい、ただその同じ神経科医は脳幹出血の直後の時は、「この子はもう一生目が覚めないし、自分で呼吸出来るようにもならない。」と言われていたんです。それを2年後ちゃんと事実(カイが目が覚めて今ではちゃんと分かっている)を受け止める所は科学者だな、と感心しています。UCLAの神経科教授と言えば日本で言えば東大医学部教授のような方です。それでも脳の事を全て分かっている訳では無かった。それ以来、専門家の意見は「良い事を言われた時だけ信じる。ネガティブな事は信じない」と、今日の占い程度に信じる事にしています。

ということでした。

さて、ここで紹介しているのは教育におけるIEPでの「教材や支援機器」の摘要についてになります。

日本の場合には、補装具制度による意志伝達装置の摘要になるので、同様のことで判断できるかというとそうなりません。

文字の入力が出来ないと支給されない、という事例も聞いています。

重度障害のある人だからこそ、その摘要についての柔軟さと専門家を増やすことはとても重要だと感じます。

当事者が国会議員になったこともふまえ、国でその事について真剣に考えてもらえるといいですね。

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