文部科学省「新時代の学びを支える先端技術活用推進方策(最終まとめ)」について

文部科学省が表記の資料を公表しました。

「新時代の学びを支える先端技術活用推進方策(最終まとめ)」について:文部科学省

まとめの中にはいくつか特別支援教育について触れられているところがあるので抜粋します。

3ページ

1.新時代における先端技術・教育ビッグデータを効果的に活用した学びの在り方

(2)新時代に求められる教育とは

の中の

【公正に個別最適化された学び ~誰一人取り残すことなく子供の力を最大限引き出す学び~】 また、子供の多様化に正面から向き合うことが、新たな時代においてはますます重要となる。 現状においても、不登校等の理由によって、他の子供とともに学習することが困難な子 供の増加、自閉症スペクトラム(ASD)、学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD) といった発達障害の可能性のある子供や、特定分野に特異な才能を持つ子供など、多様な特性を持った子供が同じ教室にいることが見受けられる。また、国内に在留する外国人の増加に伴い、日本の公立学校(小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、 特別支援学校)に在籍する子供の中で、日本語指導が必要な子供も大きく増えている。 このような多様な子供が誰一人取り残されることなく未来の社会で羽ばたく前提とな る基礎学力を確実に身に付けるととともに、社会性・文化的価値観を醸成していくことが必要である。このためには、知・徳・体を一体的に育む日本の学校教育の強みを維持・発 展させつつ、多様な子供の一人一人の個性や置かれている状況に最適な学びを可能にして いくこと、つまり、「公正に個別最適化された学び」を進めていくことが重要である。

4ページ

(3)教育現場で ICT 環境を基盤とした先端技術・教育ビッグデータを活用することの意義

の中の

【学びにおける時間・距離などの制約を取り払う】 先端技術を活用することで、時間や距離の制約から自由になることが増え、各場面にお ける最適で良質な授業・コンテンツを活用することができる。 具体的には、

・日本や外国の大学や研究機関、企業等をはじめとした社会の多様な人材・リソースの活 用が可能になり、普段触れることが難しい最先端のアカデミックな知見を授業や教材に 活用することが可能になる。

・遠隔技術を活用し、多様な人々(国内の他地域・海外の子供、多様な経験を有する社会 人など)との学び合いを行うことで、社会性を涵養する機会や多様な意見に触れる機会 を増加させることが可能になる(特に山間・へき地や、小規模校など機会が限られてい る場合に有効。)。

・外国人の子供等に対する多言語翻訳システムの活用や病気療養児に対する遠隔技術の活用により、多様な学習方法を支援することが可能になる。

学習障害をはじめとした支援を要する子供に応じた先端技術を活用した教材(例えば、 ディスレクシアの子供に対する音声読み上げ機能をもった教材)を提供することで、 個々に応じた学びの支援が可能になる。

14ページ

デジタル教科書・教材

(機能)

これまで紙によって提供されてきた教科書や教材がデジタル化され、大型提示装 置やタブレット端末等で活用できるようになる。また、動画やアニメーション等の デジタル環境ならではの多様な表現により効果的な学習が可能となる。

(効果)

動画・アニメーション・音声等を活用することで、子供の興味・関心の喚起につ なげることができる。

また、例えば、デジタル教科書・教材は書き込みや消去を簡単に繰り返すことが でき、書き込んだ内容を大型提示装置に表示できるため、子供の考えを可視化し、 議論を活性化することができる。また、多くのデータを集めることで教材のどの部 分で理解につなげているのか等の検証に活用することも期待される。

さらに、障害等により紙の教科書・教材を使用することが困難な子供にとっては、 文字の拡大や音声読み上げ等により学習上の困難の軽減が期待される。

いくつか見落としがあるかもしれません。

その場合にはご指摘ください。

遠隔教育についてはどれもが特別支援教育においては役に立つ可能性を秘めています。

もちろん使い方が一番問題ですが、こうして特別支援教育についても考えて、進めようという動きは有難いことです。

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