【読書ノート】『奥さまは発達障害』


思うところあって、障害関係の漫画を買いあさっています。
これはその中の発達障害関係の3冊

奥さまは発達障害
旦那さんはアスペルガー
うちの子はADHD

読んでいると、自分に当てはまること多数。まあ、発達障害ってスペクトラムですので、程度の問題で誰でもその可能性はあるでしょう。
それが強くで、社会的にも不適応があるときに「社会が」障害となるのだと最近は思います。
さて、この本の中の1冊「奥さまは発達障害」を今日紹介します。
著者の”さかもと 未明”さんといえばこの事件が有名です。

これに対してはつんくや乙武さんたちがいろいろと反論を出したりして、大騒ぎになりましたね。
https://matome.naver.jp/odai/2135339928957847801
先日その話を学生にしましたが、どうもぴんとこなかったようです。
5年前なので、あまり関心無かったのかな。
本を読むと、2010年に受診をしているので、発達障害だとは分かっていても、その特性を上手く自己理解していなかったのかもしれませんね。
さて、この漫画、書き出しの部分がこちらに公開されていました。
私、発達障害だったの? さかもと未明が実体験を描いた衝撃マンガ(さかもと 未明) @gendai_biz
自覚するのが難しく、誤解も多い「発達障害」。この度、マンガ家さかもと未明さんが『奥さまは発達障害』を上梓した。ご自身がメチャクチャな生活から抜け出せたのは、自分が「発達障害」だとの自覚を持ったことからだった――。精神科医の星野先生に出会うまでのストーリーを特別公開する。
この漫画の中で、特に気になったのは34ページの4コマ漫画のくだり

「私の言葉は人を傷つけるみたいで・・・」
「それってAS(アスペルガー症候群)の共感性の欠損らしいですが」

というところ。
なんかすごくうなずける事が自分にあったりします。
もちろん、アスペルガーの人すべてがこうであるということはありません。
ですが、同じようなことで困り間をいただいている人はいるはず。
そういった人の理解を促すためには、こういった漫画を読むことも必要かなと思います。

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