本日からATAC2019ですね。
私も明日から参加します。
さて先日ご紹介したばかりのATACLaboの動画ですが、続編がすぐに出てきました。
その名前も「最重度重複障害の人とのコミュニケーション」
あれ?
同じ動画じゃないの?
という人もいるかもしれません。
少しややこしいですね。
前回のは
「重度重複障害の人とのコミュニケーション」
<最>
という言葉が付いています。
どう違うのでしょうか?
前回の動画の対象の「重度重複障害」ではこう定義していました。
●ここで想定する人たち
重度肢体不自由と重度知的障害を合併している
声を発するが何を要求しているか分かりにくい
体の動きもあるが、その意図が分かりにくい
語りかけに反応はあるが、意味をどこまで理解しているか不明
そして今回の動画ではこう定義しています。
●ここで想定する人たち
最重度の肢体不自由と知的障害を合併している
人工呼吸器装着や経管栄養補給など医療的ケアを受けているケースも含む
発声や体の動きもわずかにあるが観察が難しい
語りかけに対する反応性が乏しい
1個目の定義は繰り返しなので、分かりませんね。
問題は3個目と4個目でしょう。
つまり
発声や体の動きもわずかにあるが観察が難しい
語りかけに対する反応性が乏しい
という人。
前回の動画で紹介している人はある程度体の動きなどが視覚的または音声などによって観察がなされるタイプの人。
しかし、今度の人はそれも分かりにくい人です。
私が教員になりたての頃はあまり見かける事はありませんでした。
しかし、医療技術の進歩によりそれまでは生き続けることが難しいと思われる子どもさんもその命が守られ、学校に通うようになってきました。
そんな、本人の表出が読み取りにくいと言われる子どもでも実はいろいろなことを表現し、理解していることがある。
中邑さんのお話ではそういった事を紹介しています。
といっても、それを人の目や耳だけで判断すると危険な場合があります。
前回の動画でも「支援者主導のコミュニケーションの創作が起きる」危険性を指摘していましたが、今回のお話ではそれが余計おこってしまいます。
そうなると、教員も何をすればいいのか分からず、音楽を聴かせるだけ、みたいな教員主導の学習活動になってしまいがち。
さて、そうならないためにはどうすればいいでしょうか?
この動画では子ども理解のためのアセスメント方法としてICTの活用を紹介しています。
iDevicesアプリiOAKというのがあります。
アプリの具体的な紹介はこの動画の6分32秒あたりから紹介しています。
このアプリの大元はKinectを使ったOAKです。
賢龍さんが関わった魔法のプロジェクトではこのOAKを使った事例が多数紹介されていますので、どのように使ったかは魔法のプロジェクトサイトを是非ご覧下さい。
また、同じくDO-IT JAPANのOAKプログラムというのもありました。
やはり、前回と同様にこの動画を見た後はぜひ「黙って観るコミュニケーション」をご一読してらいたいです。
最後になりますが、いつもお世話になっている福島さんもブログに紹介していたので、こちらのリンクを張っておきます。