教員はプレゼン力を磨くべきだと思う「沖縄県マルチメディア教育実践研究大会」に参加して


一昨日から沖縄に来ています。
目的は、本日開かれるAT-Okinawaに参加するため。
今回は、特別支援YouTuberのSamこと福島勇さんと沖縄に行こうと話していたことが実現しました。
今日はとっても楽しみです。
ですが、前入りした私はこちらの研究会にも参加しました。

沖縄県マルチメディア教育実践研究大会、12月15日開催
沖縄県マルチメディア教育研究会は、「第23回沖縄県マルチメディア教育実践研究大会」を12月15日に開催する。 同研究会では、新学習指導要領に向けて「主体的・対話的で深い学びを実現す

現在、総務省のプログラミング教育をやっていることもあり、情報収集の意味もあって参加したんですが、大正解でした。
ワークショップでは「プログラミング教育体験ワークショップ~ Swift Playgroundsを活用して~」というのを選んだんですが、早く行きすぎたせいか誰もいない。
講師の先生とお話をしていたら、意外と近いところにいたけど交流をする機会がなかった。
でもこの講師の先生のお話がとっても面白かったんです。
それもそのはず。
こちらに紹介された中村純一さんでした。

iTeachers TV Vol.41 佐賀市立大和中学校 中村 純一先生(後編)を公開
iTeachers TVは23日、iTeachers TV Vol.41、佐賀市立大和中学校 中村 純一教諭の後編「Practice」を公開した。 2015年8月にシンガポールで行

いろいろなところで先進的にやっている人たちから刺激を受けて感じるのは、そのどの人も

プレゼンテーションが上手い

ということ。
上記の動画を見てもらえれば分かるんですが、お話に引き込まれてしまいます。
学校の教員というのは、子どもたちに文化や知識をいかに伝承できるかということだと思います。
その意味では、説得力のある伝え方ってとっても大切だと思います。
それは、PowerPointやKeynoteの使い方という問題ではなく、話の進め方や語り口など、総合的なこと。
お聞きすると、専門は道徳教育だとか。
それに、演劇教育もされていると聞くと、なるほどと唸ります。
そういったことが素地となってとても上手なプレゼンになっているのかなと思いました。
さて、お話の中でいくつか興味深いことがあったので少しだけ。

プログラミング教育と特別支援教育

Swift Playgroundsを説明するにあたって、枕の話として特別支援学級の先生から聞いた話としてこんな事をお話しになりました。
先生が学校に登校するにはちゃんと制服を着なさいと伝えたらしいです。
そうしたら、その生徒はパッツンパッツンの服で登校したとの頃。
どうしてかというと、その生徒は制服をすぐに着なければならないと思って、パジャマの上に制服を着て登校したのだとか。
つまり、自分では理解したつもりで伝えても、子どもは伝えたとおりにしか理解できていない。
察するに、自閉的な傾向のお子さんなのかもしれませんが、言われたこと以外のことが想像できなかったのでしょうね。
プログラミングも同じで、コンピュータは命令されたことしか動作しない。それを、丁寧に手順通りに伝えないと理解してくれない。
障害のある子どもたちに接するには、彼らが分かるように、分かりやすいように伝えていかなければ動けない。
共通するものがあるのでしょうね。

丁寧に説明しない

教材を提示するときに、あまり解説を加えないといっていました。説明しすぎると子どもが自分で考えることをやめてしまうとのこと。
これは、塩梅がとっても難しいでしょうが、経験的に分かっているのでしょうね。
中村さんは英語の教員なので、英語の教材でも細かく解説を書かないそうです。
そうすることで、自分たちで想像したり、調べたりするとのこと。
ちなみに、探したらiBooksの教材が、公開されていました。

‎名詞の複数形 the plural
‎テキストブック · 2016
人間は失敗するもの

お話の中でNASAの飛行士の訓練の話がありました。
飛行士は宇宙に飛ぶために何年も訓練をするそうです。
その訓練の大半の時間に事故対応のことを教えるのだとか。機械の調子が悪くなったり、体調が悪くなったり、思ったように動かなかったりしたときにどうすればいいのか。NASAほどの高度な機械を作っているところでも

必ずトラブルが起こる

ということを前提に考えていくとのこと。
今の日本や学校教育では、ともすれば失敗しないように、間違いがないようにということが蔓延しています。でも、本当に付けて欲しい力はそれではなく、問題が起こったときにどう解決するかという、自己解決力の力。そんなことをうかがいながら感じました。
Facebookでお友達登録させてもらったのでこれからも中村さんにいろいろと教えてもらえるのかな、とワクワクします。

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コメント

  1. 町田健治 より:

    とても興味のある内容です。早速、iBooksに取り込んでみました。
    私が小5から2年間お世話になったとき、机は6人が一つのグループになるように配置されていました。生徒同士が対面なので、先生の問いかけに気軽に多くの意見が飛び交い、それをグループごとに分かったことや分からないことを発表したりする授業でした。