Sさんからのメール その1「iPadの存在が重い。それは、私の思いが重かったんですね。」


前の職場から、支援をさせていただいている小学生がいます。
彼は、漢字の読み書きが苦手で学習に参加することが困難になっていました。
教科書や教材にルビを振れば読むことができたのですが、当初は学校でそういったことを理解してもらえませんでした。
その後、ご家庭の事情で転校して今の学校にいるのですが、今の学校ではそれらの課題を1つ1つ解決していきました。
そういったことを保護者の方から丁寧に報告を頂いていたのですが、つい最近の報告が皆さんにも参考になるかなと思い、承諾を頂いて転載することにしました。

金森先生
いつもお世話になっております。
遅くなりましたが
息子が学校へiPadを持ち込むようになってからのその後を報告させてください。
1学期の後半に学校へiPadを持って行くようになりました。
はじめは、息子、学校へiPadを持って行くのが習慣付いてないので学校へiPadを持って行ったり持って行かなかったりの状況。
そんな様子を苦笑しながら傍から様子を見て見守る状況なのか、手助けが必要なのか、うっかりなのか、理由があるのか、と見守っていました。
その内、iPadを持って行く率も増えていきましたがただ、持って行く持って帰るを過ごし、その次に黒板を写真に撮るようになりました。
この時点で夏休みに入っています。
息子の様子、息子に逐一確認を取ったわけではないので私の解釈違いもあると思いますが、日ごろ、息子と接する中から見えるのはこんな感じでした。
でも、息子を見ながら、なるほどなぁ、と納得。
自分のペースでひとつひとつ段階をおって使っているようにも感じるのです。
前学校では、私が必死でしたから
息子の様子、iPadに背負われている感じがあったんです。
iPadの存在が重い。
それは、私の思いが重かったんですね。
申し訳なかったな~と思います。

親御さんは、子どものことを思うと必死です。
なんとか他の子どもと同じ学びをして欲しいと思うのは当然ですね。
ですので、前の学校でもとても頑張られていました。
しかし、その時に本人はどう考えていたのだろうか。
そういうことを、お伝えしていきました。
それがこの

私の思いが重かったんですね。

という言葉だろうと思います。
私のブログはいつも見ていただいているのですが、そこで「おめめどう」を見つけて下さったとのこと。
おめめどうでは本人が決めて、本人が行動するということをとても大切にしている。
それを知ってから、保護者の方は彼からの発信をとても大切にされたそうです。
それって、とっても難しいし、なかなか待てません。
でもそうすることで結果が出てきたことで安心して本人からの発信を待てるようになってきました。
この続きはまた明日。

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