タブレット端末の情報2015/12/30

iPadとiPhone
2013年9月28日にこれを書いてからずいぶんたってしまいました。
リンク切れなどいろいろと変わっているので加筆修正しました。

http://magicaltoybox.org/kinta/recommend


目次

1.研究会・展示会

(1)ATACカンファレンス

なんといってもATに関する情報の中心はこちらになります。例年12月に京都国際会館で開かれるATACには全国から様々な人を集って情報交換をしています。また,全国各地でのセミナーも開いていますので,お近くでセミナーが開かれる可能性もあります。
http://www.atacconf.com/index.html

(2)マジカルトイボックスイベント

私が主催するマジカルトイボックスのイベントです。「障がいが重い人でもコミュニケーションをしているはず。なんとかそれを豊かにできないだろうか?」ということをテーマに年に2回の夏と冬に東京の国立オリンピック記念青少年総合センターで開いています。主に重度重複障害のお子さんの支援機器の展示やセミナーなどを開いていますが,最近はタブレット端末についてのブースやセミナーもやっています。
http://www.magicaltoybox.org/mtb/

(3)信州特別支援教育カンファレンス

長野県の先生方が主催するカンファレンスです。県内の先生方向けの研究会ですが,関心を持った先生方が日本全国から集まっています。
http://blog.livedoor.jp/shinshu_confe/

(4)大分特別支援教育カンファレンス

大分県の先生方が組織するカンファレンスです。大分県の特別支援学校は県の教育委員会が積極的に情報端末を学校に導入しているので,機器の活用事例についても進んでいます。
http://oitaconfe.blog.fc2.com/

(5)なんとカンファレンス

奈良県の先生方が中心になっておこなっているカンファレンスです。このfacebookページに書かれている文章は発達障害があるお子さんがタブレット端末を活用することで自分ができることを実感し,それをいろいろな人に伝えたいと書いたものです。

(6)楽暮プロジェクト

仙台高専の先生や宮城県の特別支援教育に関わる先生方で組織した研究会です。月例会とイベントを中心に様々な活動をおこなっています。
http://www.geocities.jp/rabopj/

(7)大阪府支援教育研究会ICT活用プロジェクト

大阪府の特別支援教育に関わる先生方の研究会「大阪府支援教育研究会」が主催するICT活用の研究会です。年に1回,夏におこなわれますが大阪府だけでなく近県の先生方も参加してICTやATに関わる研究会を開いています。
http://daishienken.visithp.com/

(8)国際福祉機器展

年に1回,東京のビッグサイトで開かれる福祉機器展です。近年は高齢者の福祉機器が多くなってきていますが,障害者用の様々な機器も展示しており,情報端末のセミナーも開かれています。

(9)バリアフリー展

大阪で開かれる福祉機器展です。その年の名前が付くので2015年の場合は「バリアフリー2015」という名前になります。東京で開かれる国際福祉機器展と同様に様々な福祉機器が展示されています。

2.Webサイト

(1)魔法のプロジェクト

タブレットPCの活用ならなんといってもこちらです。これまでの実践事例や役立つソフトなども紹介しています。

最近は動画サイト「魔法のお手伝い」で定期的に動画で紹介をしています。
魔法のお手伝い – 魔法のプロジェクト – 障がいを持つ子どものためのモバイル端末活用事例研究

(2)iPhone、iPad用・障害のある人に便利なアプリ一覧

(3)Android携帯用・障害のある人に便利なアプリ一覧

東京都障害者IT地域支援センターのWebサイトです。iPhone、iPad・Android携帯用のソフトの一覧が紹介されています。

Android携帯用・障害のある人に便利なアプリ一覧

(4)iPadのソフト情報源

kintaのブログです。自分のブログにブログ紹介しているという入れ子状態ですが・・・・

(5)PP団

ちょっと怪しい名前ですが愛知県立みあい養護学校小学部の情報端末活用に関する研究プロジェクトチームのfacebookページです。最近はfacebookを活用した情報発信が増えてきていますね。

(6)NPO支援機器普及促進協会

いつもお世話になっている高松さんが理事長を務めるNPO法人です。高松さんの豊富な知識を隠すことなく紹介されています。特に講演会などの資料はとても参考になります。
http://npo-atds.org/

(7)キートン・コム

こちらもブログで紹介させてもらっている三宮さんのブログです。キートンさんのアプリはどれもおすすめです。様々なソフトについて丁寧に情報を紹介しています。

(8)iライブラリー

私の勤める国立特別支援教育総合研究所が所有する教育支援機器等を紹介するサイトです。リンクリストにはソフトウェアの入手先なども掲載しています。

(9)特別支援教育教材ポータルサイト

こちらも私の勤める研究所で作っているサイトとなります。文部科学省の「学習上の支援機器等教材活用促進事業」を受けて作りました。

(10)お道具箱日記 海外100連発

本誌の教材製作コーナーを書かれている山本先生のfacebookページです。海外のiPadソフトについて紹介しています。

(11)うじらぼ

広島大学の氏間先生のサイトです。視覚障害者のiPad活用について紹介しています。
http://home.hiroshima-u.ac.jp/ujima/

(12)障害者関係appの広場

香川大学の坂井先生たちが作ったfacebookのページです。先端研ではなくマッタンケンだそうです。

3.書籍・雑誌

(1)AAC入門

1995年に出されたものからだんだんと改訂され2014年に大きく改訂されました。AACを学ぶ人すべての方に読んでもらいたい本です。
著者:中邑賢龍
出版社:こころリソースブック編集会
価格:1,620円
https://www.kokoro-rb.jp/10_66.html

(2)発達障害の子を育てる本 ケータイ・パソコン活用編

携帯やパソコンなど最近の情報端末について挿絵を豊富に使った入門書です。具体的な機器なども紹介していますので,とてもわかりやすい本です。
著者:中邑賢龍・近藤武夫
出版社:講談社
価格:1,260円




(3)特別支援教育におけるATを活用したコミュニケーション支援

私が編著した本です。様々な障害に対してATがどのように活用できるか,基本的な考えと実践事例を豊富に掲載しています。
著者:金森克浩
出版社:ジアース教育新社
価格:1,680円

(4)特別支援学校におけるアシスティブ・テクノロジー活用ケースブック

私の勤める国立特別支援教育総合研究所の研究成果として作られた書籍です。全国各地の先生方に書いてもらった46の事例はとても参考になります。
著者:国立特別支援教育総合研究所
出版社:ジアース教育新社
価格:1,890円
http://www.kyoikushinsha.co.jp/book/0181/

(5)タブレット端末を利用した学習支援マニュアル

前記の魔法のプロジェクトの研究成果報告書です。タブレット端末を活用した様々な事例を紹介しています。冊子版はオンラインで購入するようになっていますが簡単な登録をすればPDFでデータをダウンロードすることも可能となっています。
入手先:

(6)ケータイで障がいのある子とちょこっとコミュニケーション

本書にも原稿を書いて下さっている坂井先生の書かれた本です。CD-ROMが付属しており,いくつかのソフトが試せるようになっています。
著者:坂井聡・宮崎英一
出版社:学研
価格:2,625円

(7)特別支援教育・おすすめ「ちょいテク」支援グッズ31

携帯情報端末だけに限らず様々な支援機器を紹介しています。付属のCD-ROMにはすぐに使える学習ソフトが収録されています。
著者:大杉成喜・佐原恒一郎
出版社:明治図書
価格:2,898円
http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-070722-5

(8)視覚シンボルで楽々コミュニケーション

iPad用のソフト「ドロップトーク」に使われているドロップシンボルについて紹介した冊子です。付属のCD-ROMにはシンボル集が入ってるほか,活用方法なども紹介しています。
著者:ドロップレット・プロジェクト
出版社:エンパワメント研究所
価格:1,575円

http://droplet.ddo.jp/drops/drops1000_book.html

(9)特別支援教育とAT

現在第1集から第7集まで出ています。
著者:金森克浩ほか
出版社:明治図書
価格:1,792円〜

『〔実践〕特別支援教育とAT(アシスティブテクノロジー)2 携帯情報端末が特別支援教育を変える』
【タブレットPC・スマホを有効活用して子どもを支援】急速に普及が進み、誰にとっても便利な機器である携帯情報端末を、特別支援教育において有効に使うための活用の意義やコツを実践とともに紹介しています。入門書として、広くAT(アシスティブテクノロジー)を紹介した第1集に続く第2集となります。(金森 克浩 編集代表)
『〔実践〕特別支援教育とAT(アシスティブテクノロジー)3 タブレットPCを教室で使ってみよう! 学習のユニバーサルデザインにATを活用しよう』
【学習のユニバーサルデザインにATを活用しよう】目が見えづらかったらメガネをかけるように、学習や生活上の困難を支える支援機器を使ってみませんか。第3集では、教室で学びにくさを感じている子どもたちをはじめ、どの子にも有効な教材をローテク(紙教材)からハイテク(ICT機器)まで数多く紹介しています。(金森 克浩 他 編)
『〔実践〕特別支援教育とAT(アシスティブテクノロジー)4 タブレットPCを教室で使ってみよう! 合理的配慮を支えるための支援技術』
【「合理的配慮」を支えるための支援技術はコレ!】目が見えづらかったらメガネをかけるように、学習や生活上の困難を支える支援機器を使ってみませんか。第4集では、インクルーシブ教育時代に求められる「合理的配慮」を支えるための支援技術について具体的に紹介しています。巻頭インタビューは当事者・井上智さん。(金森 克浩 編集代表)
『〔実践〕特別支援教育とAT(アシスティブテクノロジー)5 タブレットPCを教室で使ってみよう! <視覚支援>で子どもにわかる伝え方』
【<視覚支援>で子どもがグッとわかる!伝え方】「視覚支援」を特集しました。視覚支援には、言葉で提示するだけでなく視覚的な情報を添える支援(自閉症のある子などに有効)と逆に視覚障害など視覚情報が入りにくい場合に別の方法で拡大したり代替したりする支援があります。巻頭インタビューは当事者・神山忠さん。(金森 克浩 編集代表)
『〔実践〕特別支援教育とAT(アシスティブテクノロジー)6 タブレットPCを教室で使ってみよう! AAC再入門〜障害の重い子どもへのコミュニケーション支援〜』
【最新テクノロジーにのせて、わたしの思いを伝えよう!】AAC―拡大代替コミュニケーションとは、障害があっても、その人に残された能力とテクノロジーの力で自分の意思を相手に伝える技法のことを言います。本号では、知的障害と肢体不自由を併せ有する障害の重い子どもへのそんなコミュニケーション支援を特集しました。(金森 克浩 編集...
『〔実践〕特別支援教育とAT(アシスティブテクノロジー)7 タブレットPCを教室で使ってみよう! ICT活用で知的障害のある子の理解とコミュニケーションを支えよう』
【最新テクノロジーにのせて、わたしの思いを伝えよう!】動画や音声を出すことができるコンピュータは、知的障害のある子どもの理解を助けます。シンボルの選択でコミュニケーションをはかることもできます。そんなICT機器活用について特集しました。障害の重い子どもたちの世界を変える!最新機器もミニ特集しています。(金森 克浩 編集...

(10)教材アイデア100連発

著者:金森克浩ほか
出版社:エンパワメント研究所
価格:1,470円

(11)タブレットPC・スマホ時代の子どもの教育

著者:中邑賢龍・近藤武夫
出版社:明治図書
価格:1,680円
http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-007125-8

(12)はげみ No.350「教育・療育におけるコンピュータの活用」

著者:金森克浩ほか
出版社:日本肢体不自由児協会
価格:700円
http://magicaltoybox.org/kinta/2013/06/13/2050

(13)はげみ364号「生活を豊かにする支援機器の活用2」

著者:金森克浩ほか
出版社:日本肢体不自由児協会
価格:776円+税
http://magicaltoybox.org/kinta/2015/10/26/8774

(14)肢体不自由児のためのタブレットPCの活用

著者:金森克浩ほか
出版社:日本肢体不自由児協会
価格:1,800円+税
http://magicaltoybox.org/kinta/book/phtablet

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