9月15日に樹木希林さんが亡くなられました。
2005年に乳がんの手術をされて13年。
仕事をお辞めになることなく、治療しながらさまざまな作品にでたらました。
その樹木希林さんをインタビューした不登校新聞の記事がAERAに載っていました。
歌手の内田裕也さんとの結婚生活はさまざまな困難があったようで、ほぼ別居状態。
それなら別れればいいのにと思うこともあったのですが、この記事ではダイバダッタを例にあげながら「受け止め方を変える」事で「不自由なまま、おもしろがっていく」と語られています。
なかなかそんなに達観はできないですよね。
でも、障害のある子どもたちの生き方を見ているとそんなことを教えられる場面に出会うこともあります。
本当につらい、厳しい治療を受けているのに「ぼくは幸せ」とかく、副島さんが出会ったお子さんの話。
ただし、気をつけなければいけないのは、だからといって子どもにそれを強いてはいけないということ。
子どもたちから苦しさを表現されたときに「困った子どもだ」と見るのか「困っている子ども」と見るかで大きく変わることです。
最近思うのは、大人も沢山、「困っている」なと感じること。
この人嫌だな、と感じる人は周りにいますよね。
どうしてそんなことをするの、というような行動なり発言なりする人。
私はそんな人がいると、フェードアウトしてその人から離れることがほとんどです。
しかし、この樹木希林さんのようにダイバダッタだと思って見ることはできませんでしたね。
まあ、全ての人にそうする必要もないでしょうが、身近にいる人で、離れることが難しい人の中にそんな人がいる場合、「受け止め方を変える」ことで見えてくるものがあるように思いました。
最後に、樹木希林さんを追悼して富士フイルムが期間限定でCMの動画を公開しているのでそれを紹介します。
https://www.fujifilm.co.jp/corporate/aboutus/tvcm/kikikirin/index.html
亡くなられた樹木希林さんのインタビュー記事から学ぶこと「有難い」
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