井上さんの著書「読めなくても、書けなくても、勉強したい」が大阪教育大学の入試問題に取り上げられたそうです


Facebookで井上賞子さんから「読めなくても、書けなくても、勉強したい」が大阪教育大学の入試問題に取り上げられたとご報告がありました。
以下井上さんからのご紹介ですが

智に読み上げのテストをしてくださった設楽先生とのエピソードと、彼が周囲からの評価の中で苦しんでいた様子が取り上げられていて、
・智の心情を要約し
・どんな対応が可能か
を論述するものでした。

とのことです。
自分のブログを振り返ってみたら6年も前にこの本をご紹介していたようです。

toraさんこと、智さんについては前にも何回も紹介していますが、いまはこんな素晴らしい映像を作られるほど優れたクリエーターです。
LD(Learning Difference)「学び方が違う」を理解するための動画「ディスレクシア「Dyslexia」」
いつもお世話になっている井上智さんが作成された動画です。細かい解説はしません。ですが、これは特別支援教育関係者だけでなく、すべての人に、いま困難を抱える子どもたちを理解するために見ていただきたいと思います。
しかし、これまでの教育の中で彼のことを理解して学びにつながっていけなかったことがこの本には書かれています。
井上さんが大学で学んでいたときの叫びのようなメッセージを前にもご紹介させてもらいました。
ディスレクシアのある成人からのメッセージ「隠して学校生活を送っている子供を1日も早く見つけて、その子に合った学習方法を!その機会を与えて下さい。」
この文章は,読み書きに困難がある井上智さんがFacebookにご自身が投稿された手書きの文字です。普通に見てしまうと,知的に遅れがある人なのでは?と思う人もいるでしょう。しかし,彼がPCなどで文字を書けば以下のような文章を綴ることができます
ですので、彼のような子どもが今後出てきたときにその才能に着目し、可能性の芽を潰さないようにしてもらいたいです。
そんなことをかんがえていたら さかなクン の以下の情報をもらいました。
http://www.imishin.me/sakanakun/
こうありたいですね。
最後に、toraさんからのメッセージを転載させてもらいます。

「ディスレクシア」
これは、10年ほど前に、読み書きが破滅的だと、こうなる。
苦しかった人生の一部を吐き出した文章を賞子が本にしたものだ。
子供が読むには、余りにも絶望感が多い。
決して、これは、当事者の子供に読ませる内容ではない。
教育者が読むべき本だ。
この題は嫌だ。
この表紙は嫌だ。
他、いろいろ出版社と揉めた。
和解できないまま、社長は、他界されて後悔している。
昭和教育の場面が多いが、今も、あまり変わっては、いないらしい。悲しい事だ。
この本から大阪教育大学の試験問題に使われた事は、とても光栄です。
これから現場で働く新任の先生方は、知的能力には、なにも問題がないにも関わらず。読み書きが破滅的な子に「この子が将来困るからと」無駄な根性論で、その子に無駄な時間を過ごさせる、なんて事しないんだ!
現場が変わっていく事を心から願っています。

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