(北九州では八百屋で猫が売っているらしい)
DonTACに参加するために北九州に来ました。
たぶん、これだけの視線入力機器を展示しているのは過去最大ではないかと思えるぐらい豊富でした。
とくに、Miyasukuについては、スイッチ操作機能の追加や、視線の情報の記録もできるようになるそうなので、とても期待しています。
また、メインの福島さんの講演には100名以上の方が参加しており、終了後の感想を見せてもらったのですがとても好評でした。
(福島さんの講演のプレゼンより)
北九州というのは私がATを専門として研究する出発点のような気がします。
東京都立府中養護学校に勤め初めて数年経ったときに、県外出張に行っていいといわれ、当MSXパソコンで養護学校で先進的に実践をやっているのが北九州養護だと知り合いから教えてもらい、その隣の療育センターとともに見学に行ったことがあります。
その時に立目先生という方にいろいろと教えていただいたのですが、九州では、研究会があってそれぞれが連携するというお話をお聞きしました。
DonTACはその流れを再復活させたいということが運営の中心をしている鈍拓男さんの考えだったそうです。
(昨年のマジカルイベントに来ていた鈍拓男さん、横はなんとカンファレンスの委員長)
九州地区では、前述の大杉さんが定期的に研究会を開いていて、今各県での活動が活性化しつつあります。
そういった意味では、このDonTACも含めて、九州での活動はこれからも注目したいと思います。
さて、このイベントでステキな方にお会いすることができました。
4月のバリアフリー2015でテクノツールの田代さんがMacのスイッチコントロールについて紹介していました。
その時の講義に説明のために、以下のブログを紹介していたのですが
いただいた名刺には紹介動画があって、就活中とのことです。
この動画の中ではSwitchXSというソフトを使われていたそうですが、その前にはKE:NXを利用されていたとのこと。
現在は、OS標準のスイッチコントロールを利用されているということで、Macのスイッチ利用の達人です。
(よく見たら、これって伊藤さんが作った動画です。ううむ、世界は狭い。)
さて、前記の福島さんの講演の中で以下のようなスライドがありました。
まさに、この中にあるアプリのデモンストレーターとしてお仕事をできればいいですし、実際に米国ではそういった事を仕事にしている人もいます。
社会参加の形として、こういった達人ができる仕事を生み出せる世の中にしていきたいですね。