昨日の続きです。
この日は朝から頭が痛くってどうしようかなとも思ったのですが,せっかく申し込みましたので何とかたどり着きました。
それでもボーッとした頭だったので,部分部分聞き逃したこともあったように思いますが私の感じたところを書かせてもらいます。
韓国ではこれまでの知識重視の教育から考えることを重視する教育にするために,ICTの活用を考えてているとのこと。今までのように平均値の子どもたちへの教育だと能力の高い子どもさんにも,学習に遅れのある子どもにも不満がでるので,ここの子どもたちの力を伸ばすためにもICTを活用するといったことをいっていました。
面白かったのは,韓国は国が主導となって国力を高めるために教育に力を入れようとしていますが,その効果を経済原理ですぐに計るのは問題ではないかといっているところです。
資源の少ない国なので,人が資源となるためには教育はとても大切だという認識があるそうですが,教育の効果をすぐに求めるのではないといっているのは相矛盾しているようで興味深いです。
さて,私の関心事であるデジタル教科書ですが以前に韓国にお伺いした時には2013年に導入を目指しているとのことでしたが,今回聞いたところでは2014年に小中学校,2015年に高等学校にデジタル教科書を導入するとのことです。
また,デジタル教科書だけでなく、教育のコンテンツや教材の作成,クラウドでの利用なども検討しているとのことで,日本が目指しているようなマルチメディアのデジタル教科書という形ではなく,デジタル教科書とデジタル教材は別物として作るのではないかと思いました。
それから,指導者用のデジタル教科書と児童生徒用のデジタル教科書は違いがあるのかといった質問には同じものを使っていると言っていました。
デジタル教科書の形式としてはフレームワークとアウトラインを国の法で定めて23の企業に作らせていると言っています。日本のように各企業が勝手に作っていくのではなく,国がデータのフォーマットを決めているのではないかと思いました。
また,法律の改正をしなければならないとして
・紙の教科書の検定はあるが,デジタル教科書の検定制度がないのでそのための法整備
・紙の教科書は無償提供されるが,デジタル教科書は市場原理(たぶん無償ではないのでしょう)が働くので,価格を抑えるための法整備
などを行っているといっていました。
最後の方で紙と鉛筆の学習はなくなるのかといった質問に対して,小学校3年生まではスマートパッドのような情報端末は貸与せず,文字が書けるまでは文字の学習を行うと言っています。
今年の3月の日韓セミナーの時にも思ったのですが韓国の人はまずやってみて,試行錯誤するとい考えがあるようで,けっこう大胆に物事を発言されます。ですので,この計画もうまくいかなかったら修正すればいいという風に考えているので思い切ったことをいえるのではともいました。日本の場合には決まらないとなかなかいえないんですけどね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まだ頭が痛いんですけど,だいぶ良くなってきました。風邪かなぁ・・・
ブログの記事に興味を持っていただいた方,応援をしていただける方は
1日1回こちらをクリックしていただけませんか?→→
【日本ブログ村】のランキングにつながり,投票されます。
フィードバックは次の日記の意欲につながるので