知的障害特別支援学校の高等部でのiPadの活用について

知り合いの知的障害特別支援学校の高等部の先生からiPadの活用について以下のメールをもらいました。

昨日・今日と文化祭で待ち時間が長かったので、
初めてクラスの生徒にiPadを触らせてみました。
使ったアプリは以下のものです。
・触ると花火が上がるアプリ「I Love Fireworks
・iPadに向かって喋ると画面の動物が復唱するアプリ「Smack Talk
・池に鯉が泳いでいて触ると逃げるアプリ「Pocket Pond
・磁石で落書きできる玩具のiPad版アプリ「iせんせい
重度クラスです。
※写真を2枚送りますが、同時に送れないので2回に分けて送ります。
【1枚目】2人組の方は全てのアプリで楽しんでいました。
触りたい部分だけに触ったりすることができ、
「この子達がこんなに集中できるんだ!」と教師一同驚きました。
【2枚目】1人の子はレット症候群の生徒です。全介助です。
少しだけ指を動かすことができるので、「花火」と「鯉」をしました。
初めは画面を見ずに、反射的な感じのタッチでしたが、
音とタッチが合っていることで画面を見るようになり、
意識してタッチすることがありました。
「鯉」の方がバシャという水の音がするので、その方が彼女には楽しかったようです。
でもしばらくしたら寝てしまいました。
でも、生活全てが受動の彼女にとって、
自分が行動したことで変化があることを経験してもらえたと思っています。
iPadすごいです!!!
これからも活用します。

個人情報のこともあるので写真は掲載しません。
でも,言葉だけでも様子がうかがえますし
iPadを使うことで子どもさんたちの「自分で出来る」事が実現出来る様子が分かって
とても嬉しくなります。

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やっぱり学校での実践を伺うのってとても嬉しいですね。

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コメント

  1. kamap より:

    池の鯉のアプリはなんて言うアプリかわからずに
    探せずにいました(^^;;
    教えてくださってありがとうございます☆
    花火もそうですが、早速子どもに見せたところ、
    大変興味をもってぐるぐると指をなぞらせていました!
    お友達にレットの方がいるので、
    見せてみようかな〜。
    無料アプリとはいえ、かなりリアルなので、
    私もびっくりしちゃう感じです(^^;;
    どんな反応をするかな??