AT・AACが学べる本 その6

その6です。

今回は重ならないように気をつけます。(*^.^*)

●教育の情報化に関する手引

今回の学習指導要領の改訂により、情報教育や授業におけるICT活用など、学校における情報化について一層充実が図られることとなりました。
 こうした新学習指導要領における、教育の情報化が円滑かつ確実に実施されるよう、教員の指導をはじめ、学校・教育委員会の具体的な取組みの参考としていただく手引を作成しました。
 本手引では、新学習指導要領における「情報教育」や「教科指導におけるICT活用」、「校務の情報化」についての具体的な進め方等とともに、その実現に必要な「教員のICT活用指導力の向上」と「学校におけるICT環境整備」、また、「特別支援教育における教育の情報化」についても解説し、さらに、こうした教育の情報化に関わる取組み全体をサポートする、教育委員会・学校の推進体制について、解説しています。

これって,文部科学省で作られた手引を市販本化したものです。元はこちら→「教育の情報化に関する手引」について

まあ,そんなわけでPDFを印刷すればいいじゃないのって話にもなりますが,242ページもの膨大な資料をんさつするよりも393円で買えるのなら時間も印刷コストも安くなるはずです。

この中の第9章は「第9章 特別支援教育における教育の情報化 」として,ICT活用の中のでATやAACについて解説しています。国の資料としてアシスティブテクノロジーが明記されているのですから,学校の先生方にはぜひ知ってもらえればと思っています。

●障がいのある子の力を生かすスイッチ製作とおもちゃの改造入門

たった1つのスイッチが障がいのある子の世界をぐんと広げる。
重い障がいを持つ子でも、少しの工夫・工作で便利な機器や楽しい玩具が扱えるようになり、その世界を広げることができる。安全・確実なものが手作りできるように、必要な道具・はんだづけ・穴のあけ方等の基礎知識から具体的なおもちゃの改造まで、懇切丁寧に解説した。

マジカルトイボックスのイベント資料に入れていた,工作のための資料をまとめて,書き直したものです。昔の資料では「手に入れられないけど役に立つかもしれない」なんてものまで書いていましたが,これには出来るだけ手に入れられるものを載せています。

しかし,それでも時代が進んで,販売中止になったものもあるので,書き直しが必要かもしれませんね。

●情報福祉の基礎知識

高齢者・障害者が使う情報機器のユーザインタフェースはJISやJSOでも規格化が重要課題である。本書では文部科学省科学研究費特定領域研究「障害者・高齢者のコミュニケーション機能に関する基礎的研究」の研究成果を紹介。心的負担=メンタルワークロードをキーワードにした、体系的ヒューマンインタフェース開発手法の試みを提案する。

こちらは,これまでの本と違い「福祉」という視点からの支援機器の活用です。ですので,教育分野とはちょっと違う視点ですし,学術書の色彩が強いです。ですが,専門的な知識を得たいと思われる方はご一読されるといいかと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回は,全く違った系統の3冊をご紹介しました。

ブログの記事に興味を持っていただいた方,応援をしていただける方は

1日1回こちらをクリックしていただけませんか?→→にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ
【日本ブログ村】のランキングにつながり,投票されます。
フィードバックは次の日記の意欲につながるので

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加