今回の旅行の目的は下記の研究のための海外視察でした。
主にK-12(小中高等学校)の学校でどのようにデジタル教科書が使われているのかを実際に視察してくることと,ミネアポリスで開かれているCTGに参加して,最新の情報を得るためです。
シアトルに行ったのは,デジタル教科書の研究を進めている東京大学の中邑先生からの紹介で,現在ワシントン大学に研究員で行っている近藤先生を頼ってこのことです。
現地では,たいへんお世話になりシアトル学校区とスノーホーミッシュ学校区での視察が実現しました。
最初に行ったのはシアトル学校区のAT Teamで,どのようなサポートを行っているかをお聞きしました。
シアトル学校区はワシントン州でも規模が大きいようで小学校70校,中学校10校,高等学校10校があるとのこと。そこをOTやST,Special Educationの教師の資格を持つ担当者がアシスティブテクノロジースペシャリストとしてAT Teamを組織し,特定の学校に所属せずに学校をサポートしているとのことでした。
学校区というのは呼び慣れない名前ですが,米国ではSchool Districtと呼ばれていて,日本で言う市区町村の教育委員会や教育事務所の管轄エリアといった感じです。
ただ,日本の場合には小中学校は市区町村,高等学校は都道府県といった感じで分けられていることが多いので,イメージとしては政令指定都市の区割りみたいな感じですね。
でも,市と全く一致していない所もあるので,School Districtと言った方がいいのかもしれません。
ちなみに関係ありませんが,Districtと聞くと,映画のDistrict 9(第9地区)を思い出します。
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