
文部科学省は9月より「新しい時代の特別支援教育の在り方に関する有識者会議」というのを開いております。
趣旨には以下のように書かれています。
少子高齢化の一方で、医療の進歩・特別支援教育への理解の広がり・障害の概念の変化や多様化など、特別支援教育をめぐる社会や環境の変化に伴い、特別支援教育を 必要とする子供たちの数は増加の一途をたどっている。
こうした状況のもと、特別な配慮を要する子供たちがその可能性を最大限に伸ばす とともに、自立と社会参加に必要な力を培うための適切な指導・必要な支援の重要性 がますます高まっている。
これらのことを踏まえ、医療や福祉との連携の推進、障害者の権利に係る国際的な 議論の動向等も踏まえつつ、特別支援教育の現状と課題を整理し、一人一人のニーズ に対応した新しい時代の特別支援教育の在り方や、その充実のための方策等について 検討を行うため、有識者会議を設置する。
この会議に関する資料が以下に掲載されています。
目次
新しい時代の特別支援教育の在り方に関する有識者会議(第1回)会議資料
新しい時代の特別支援教育の在り方に関する有識者会議(第2回)会議資料
資料の量だけでとても多く、当日は紙の資料は配られずタブレットPCで資料の閲覧をするようになっています。
ですが、ここで紹介されている内容は、今の国の現状や外国での特別支援教育(障害児教育)についての情報などが記されていますし、今後どのような論点で検討されるべきかについて出ているので、今後の動向を考える上では重要な資料です。
さて、この中でのICTに関する記述を少し
高校入試時における合理的配慮の提供も視野に入れた、中学校の定期試験におけるICT支援機器活用の例

支援機器の活用

小・中学校段階における病気療養児に対する 同時双方向型授業配信を行った場合の指導要録上の出欠の取扱い等について(通知)

高等学校・特別支援学校高等部における遠隔教育

これに続くページにも関連資料があるのですが、量が多いので当該PDFをみてください。
特別支援教育におけるICT活用

個別の教育支援計画・個別の指導計画作成に係る 統合型校務支援システムの活用


この他にも、細かいところで関連する資料もあります。
上記の資料はこちらからの引用です。
【資料3-1】日本の特別支援教育の状況について (PDF:11571KB) ![]()
さて、今日は第2回目の会議となります。