思考の枠組みを変えること「大人のピタゴラスイッチ」より


1月2日にNHKの「大人のピタゴラスイッチ」という番組を見ました。
たまたま、娘がテレビを付けてみていた番組だったんですが、特番だったようですね。

この中で、入浴剤を袋に入れたまま水槽に落とすとどうなるか、という実験がありました。
こたえを書くとネタバレになるので、書きませんが、考えていたものとは違った結果になります。
その時に、番組では

枠組み

という話が出てきます。
人間は何かの思考を働かすときにとかく、既知の「枠組み」で物事を考えがちです。
それは、時と場合によっては、機能します。
というか、多くの場合に、有効です。
学校の教育というのはそう言う面があって、教科書であったり、指導要領はそういった枠組みを与えることによって、問題解決の糸口を提示します。
しかし、現実社会というのは、そういった枠組みで答えられないことが多くあります。
私たちの、特別支援教育など障害のある子どもたちの世界はまさにそれが当てはまり、通り一遍の思考では解決しない。
だとすれば、どうすればいいのか。
私は、常に今やっていることに疑問を持ち続けることだと思っています。
今あるやり方に疑問をもたないと、ICTはやれなかったように思います。
そしてまだまだその状況は続いています。

もちろん、ICTを使うことに対しても疑問を持っていい。
場合によっては、疑問を持つことにも疑問を持っていい。

自己矛盾ですが。

そうならないと、イノベーションは生まれないし、世の中は良くならないと思っています。
今のままで良いという考えもあるでしょうが、今のままだからこそ、障害のある人の状況は改善していかないんですから、疑問を持つことをやめてしまえば改善しないのではと思っています。

さて、入浴剤の問題の答えはどうなるでしょうか?
ネタバレなので、どうしても知りたい人はこちらから

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