Facebookにて新井先生のツイートがシェアされていました。
なぜ教科書が読みにくいか。「国立大学」のインタビューで答えています。「近年の科学の進歩により、学習指導要領の内容は増えていますが、教科書のページ数は増やさないように内容が詰め込まれている。そのため、説明が足りず、意味のわからない文章が増えている」https://t.co/b3IyAvc1cp
— norico arai (@noricoco) November 10, 2017
この指摘は、とても唸ります。
デジタル教科書の研究をやっていたとき、小学生の算数の教科書が前の指導要領に比べて記載されている情報量が多くなっていることが気になっていました。
その時に気がついたのは、
補助的な情報
の多さです。
つまり、子どもが読む部分ではなく、教員が指導に使うような
子どもへの問いかけ
や
解説的な内容
が増えていたんです。
そうすると、それらの情報をどうやってデジタルにするか、私たち研究グループは、それを減らすことができないのかと思っていました。
そうしないと、余計な情報を見て子どもが混乱するからです。
ですが、この新井先生の指摘はまた別のところにあるようですね。
科学の進歩により、学習指導要領の内容は増えています
とあります。
そうなんですね。教科書にはページ数制限がある。
でもこれこそ、デジタル教科書になることで、ページ数制限が撤廃できるんじゃないでしょうか?
そんなことを感じました。
出典はこちら
http://www.janu.jp/report/files/janu_vol46.pdf
国大協のサイトはこちら