研究論文「脳性まひ児の視覚認知機能の経年変化による検討」

特殊教育学会でとても優れた研究論文をお見かけしたのですが,その先生から論文を紹介して欲しいとご依頼を受けました。
ポスターの見せ方もそうですが,研究の内容自体もとても分かりやすくなっていますし,当日の発表の仕方も良かったです。
やはり,先生というのは「伝えることが仕事」だと思います。それは,これまでの文化を次の世代に引き継いでいくことがとても大切であり,そのためには常に今ある現状にとどまるのではなくて,よりよいものを見つけるために学び研究することだと思っています。
それと同時に伝えるための「言語化」というのも,大切です。
AACでいえば,ノンバーバルなコミュニケーションを尊重するのは当然なんですが,関わる私たちはそういった「言語化」されていない本人の意図や思いを,いかに「言語化」してまわりの人に伝えられるかはとっても大切だと思っています。
やはり,長い人類の歴史の中で「ことば」という道具を作ったことが人間にとっての最大の発明だと思います。
ですので,いかに「ことば」という道具を使いこなしていくかが学校の先生にとっては大切な素養だと思います。
2012shitikaku3

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論文は脳性まひの児童に対して図形の指導をおこなう際に気をつける点を経年変化やフロスティッグ視知覚発達検査などをおこないながら,丁寧に調べられたものです。
図形の学習などで素地の部分を気をつけないと見やすさに課題のある子どもさんはけっこういると思いますし,これは脳性まひだけでなく発達障害のお子さんでもきっといるはずです。
そのばあいに,デジタル教科書などでも画像の表示方法を変更できるとようになっているとずいぶんと助けられる子どもさんがいるのではと思いました。

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