ATACLabより動画「在宅で過ごす特別支援学級の児童生徒にどんな宿題をどう届けるか?」

先日開かれたATACのオンラインセミナーの様子が一部YouTubeで公開されました。

今回紹介されたのは、中邑賢龍さんと井上賞子さんの対談でした。

井上さんのお話はいつも示唆富む実践ばかりなのですが、聞いていて思うのは、普段の時にも紙の教材とICTの教材を組み合わせていたこと、オンラインで子どもとつながっていたからたった1日の時間しかなくても移行できたのではと思うことです。

そして、学習をサポートするために、メインの学習への導入の内容と事後の中身を作っていて、それらの内容を宿題に移行できていたので、学校に来て「新しいことをしっかり学ぶ」時間を大切に出来たとだろうと思いました。

また、特別支援学級だから遅れた内容をしてない、場合によっては通常学級の子どもたちよりも先に進めているというのはなるほどと思うばかりです。こういう発想がとても大切ですね。

ただそのためには、学校と家庭で学習内容をいかに共有できるか、それにICTを上手に使えるかというのは、今後の新しい形の学習を考える際にも大切ですね。

また、後半の中邑さんからの問いかけである「家にいるからこそ出来ることを考える」ということと「リアル」を教えるというは特別支援教育だからこそなんだけど、特別支援だけでなくすべての子どもたちの教育にも参考になる考えだと思います。

動画の時間は約50分、ちょっと長いですがぜひ視聴することをお勧めします。

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