熊本市の教育長ブログより「できることからやる。できる範囲で工夫する。」

全国各地で学校再開に向かっています。

やはり、対面でできる授業は対面でやりたいですね。

ですが、やはり対面じゃ無い方がいい子どもたちもいます。

例えば病弱で学校にいけない子ども。

不登校気味でいけない子ども。

特別支援学校の子どもの場合は、そういうことが重なりますね。

だとすると、学校再開すると場合によっては置いてきぼりになってしまうかもしれません。

ところが、熊本市はこんな発表をしています。

https://www.city.kumamoto.jp/hpKiji/pub/detail.aspx?c_id=5&id=28430&class_set_id=2&class_id=324

ポイントは再開してもまだ学校に行けない子どももいるはず。

そういった子どもたちをサポートしてくださいということ。

教育長さんはブログでこんな事を書いています。

欠席及び出席停止中の児童生徒への学習の機会の保障について - 教育長ブログ
熊本市では、欠席及び出席停止中の児童生徒に教室の授業をライブ配信する取り組みについて、「できるところからやるように」各学校に通知しています。 これは、当面の措置として、欠席しても教室の様子がわかるようにして、次に登校しやすいようにするものです。 将来的には、長期の不登校の子供にはオンライン専用の教育課程が提供できるよう...

ここには、不登校気味の子どもについても配慮することを書いています。

このブログの中でポイントだなぁと思うのは

学校は(もともと完璧ではないのに)完璧主義ですので、全校・全員で一律にできなければ、何もしない、となりがちです。

そう思います。

公教育は完璧ではないのです。

そしてタイトルにある

「できることからやる。できる範囲で工夫する。」

という言葉。

あれ?

これどこかで聞いたことのある言葉だと思ったら、文部科学省の課長さんがYouTubeで話したことですね。

【文部科学省】学校の情報環境整備に関する説明会にはいろいろなことが詰まってます
【文部科学省】学校の情報環境整備に関する説明会にはいろいろなことが詰まってます
いつもお世話になっている福島さんより文部科学省の学校の情報環境整備に関する説明会の動画が公開されており、その中で支援機器についても述べられて...

この中で

できることから、できる人から

「一律にやる」ひつようはない

とあります。

これは、非常時だからということを前面に出しているんだけど、そうでないとしても機動的に動けるといいなって思います。

こんな悲しい対応にはしないで欲しいところです。

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