
ゴールデンウイーク最終の2日間は川﨑で開かれていたサイバスロン車いすシリーズ2019に参加しました。
まあ、参加したといっても、初日は試合を観戦し、2日目はシンポジウムを聞いただけなんですが。
サイバスロンには6つの競技があるようですが、今回は車いすの競技のみ。
こちらにあるような6つの障害物をクリアーすると得点が得られるというようになっています。(タイムトライアルではなく、課題をクリアーすれば得点となる競技です)



- テーブル(左のテーブルに進む。テーブルを動かさずに、両腿が半分隠れるまで、足を入れる。)
- スラローム(家具を動かさずに、家具と家具の間を通り抜ける。)
- でこぼこ道(でこぼこ道を渡る。)
- 階段(階段を登って降りる。降りる際に、車いすをいったん停止させる。)
- 傾斜地(砂のまかれた木材、人工芝など、異なる路面の傾斜地を乗り越える。)
- ドア(ロボットアームなど外部動力源を持つ技術を使ってドアを開けて閉める。)
というものです。今回のチームは8チーム、香港、ロシア、スイスからのが異国チームが3チームと日本のチームが5チームでした。
最初の対戦がスイスと慶応大学のチームの試合で、両方ともすべての課題をクリアーしたのでどうやって判定していくのだろうと気になったのですが、2試合目からはすべての課題をクリアーするチームの方が少なく、高度なテクノロジーとパイロット(選手のことをパイロットと称していました)の運転技術が求められることがよく分かりました。

特に、階段の上り下りは海外チームはトライしていましたが、日本のチームはスキップしているところがいくつかありました。
こういったテクノロジーを前面に出す競技というのはこれまでにはあまりみられなかった科もしれませんが、技術の進歩が私たちへの暮らしにどのように影響してくるのかを考える意味でも、とても興味深いイベントでした。
見ていて感じたことですが、多くのパイロットが中途障害のある人で、上肢のコントロールが比較的上手に出来ている人が多く、和歌山大学のチームが唯一、先天性の疾患でした。ですので、微妙なコントロールになると不利になるのではと感じたのですが、逆にAIが進んでくると、その面も補えるようになるのではとも思いました。
そうなってくると、パイロットの力というのがどこに反映するのかも考えさせられるものでした。
F1レースなどもスポーツとして成立していますし、マシンと人間の両方の能力の折り合いというのはまだまだこれからだとは思います。
この他にも、義足の競技や義肢の競技などもあるので、それも見てみたくなりました。
youtubeに公式動画があったので、ご紹介します。
2日目のシンポジウムも面白かったのですが、とりあえず今日はこのくらいで。