facebookでこんなサイトを紹介してもらいました。
10 Apps That Are Designed For Mobile Accessibility
でも,アプリじゃない点字の腕時計なんてのもありますが・・・
よく見たら,知っているアプリがいくつか紹介してありました。
これとか
これです。
動かしてみると無料版なので,しゃべらない。
ユーザ登録すると1週間だけしゃべってくれるそうで,先ほど登録してみました。
有料版にするか,月間登録などいろいろあるようです。
有料版はこちら
avazって不思議な名前だなと思ってサポートサイトを見たところだとこんな説明が。
Avaz means “voice” in Hindi.
The correct pronunciation of Avaz is “aavaaz” – both a’s are pronounced long. The ‘ava’ part rhymes with ‘lava’.It is pronounced as “aah vaah z”.
語源はaavaazという言葉だったようで意味はヒンディー語で「声」という意味だとのこと。
とてもよくできたAACアプリなんですが,日本語を登録しようとすると終了してしまいます。
なので,日本では使えないかな。
私が,外国に行くときのコミュニケーションアプリになってくれるかもしれませんね。
さて,このサポートサイトにブログがあったのですが,そこに表記のような記事が載っていました。
http://www.avazapp.com/blog/2014/12/choice-making-empowers-children/(リンク切れでした)
選択を作ることは子どもに力を与える(Choice-Making Empowers Children)
と書いたのですが,選択をすることはとても重要でこちらの論文によると自立性を高め問題行動が減少すると書かれているそうです。
Functional communication training using assistive devices: Effects on challenging behaviour and affect. Augmentative and Alternative Communication, 9, 168-176. – Durand, V. M. (1993).
ただし,上記のサイトには選択をさせる場合の3つの質問があってそれぞれ以下のように書かれています。
A:What do you want to eat?
(あなたはどれが食べたいですか?)
B:You have apple, juice, sandwich and pancake. Which one do you want?
(あなたはりんごとジュースとサンドイッチとパンケーキをたべます。あなたはどれが好きですか?)
C:Do you want Apple, sandwich or something different?
(りんごとサンドイッチ,それとも違うものが欲しいですか?)
この中での最良の質問はCではないかと書かれています。
それは,オープンエンドな質問は一般の子どもたちには良いかもしれないが,コミュニケーションに困難のある子どもたちにとっては具体的かつ直接的な選択肢の方が良いのではないかと書かれています。
しかしそれでも大切なのは3つめの「それ以外」を必ず付けること。
これが自立的なコミュニケーションにとって重要だと書かれています。
選択作りの技術は子どもたちに複数の方法で学ぶことを助けてくれると書いてあります。
免責事項として子どもたちは個別に違うので,より具体的なことはセラピストに相談してねと書かれていますが,とても示唆に富む記事でした。