ATシャッター通り

この2月,3月で知り合いの支援機器開発,販売業者の福祉部門縮小または停止が5社。
知り合いの人の退職,転職が3名聞きました。

ある人は「ATシャッター通り」と言っていました。

涙が出そうです。

もちろん,業者の方の仕事が無くなるということも,大問題ですが,障害のある子どもたちへの支援機器の提供がどんどん少なくなってくるということです。

ほかが出しているのだからうちは出せない,ということではないはずで,それぞれの機器にはそれを待っている子どもたちがいるはず。

全く同様な機能など無いはずなのに,十把一絡げで見られてはたまりません。

先日行ったcsunでは,コンピュータベースのコミュニケーションエイドでも10種類ぐらいはありました。

アメリカはアメリカで事情もあるでしょうけど,選択できる可能性をが無いというのはとっても不幸なことです。

一発逆転というのはないでしょうから,地道にやっていくことしか無いと思いますが,なんとかしなければ。

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コメント

  1. 「ATシャッター通り」という名言をはかれた「ある人」の訪問を受け、退職されることを私も今日知りました。
    驚きました。
    でも、ちょっとうらやましかったりもして複雑な気持ちです・・・。

  2. Droplet青木 より:

    金森先生、お帰りなさいませ。
    ちょっと前に同じ様な話題に上がった、SORAさんについて。
    突然の休業でびっくりした人も多かったのですが、社長である島根大学の廣冨先生は2月から、スコットランドのダンディー大学で研究をされているそうです。あちらで新しいコミュニケーションエイドを作っているとか。
    決して撤退という訳ではなく、むしろ新たなステージで活躍されているようです。
    成果をもって帰国される日が楽しみですね。
    ちょっと明るい話題、ご報告まで。

  3. kinta より:

    久保さん,青木さん
    コメントありがとうございます。
    某方の新しい所属を昨日お知らせいただきました。
    大阪のバリアフリー2010で一緒に飲もうと話しています。
    それから,SORAの廣冨先生の話は久しぶりのいい情報なので,嬉しくなります。
    こんな嬉しい情報ばかりを書きたいですね。