3Dプリンターによるデジタルファブリケーション


今週の日曜日に健康科学部の渡辺教授、田原教授と3Dプリンターデジタルものづくり体験講習会を開きました。

当初15名募集のところ24名の参加があり、40人定員の部屋はスタッフの学生を含めると満員状態で機材も沢山あったので、バタバタとした感じでしたが、なんとか参加者それぞれに作品をお渡しして終えることができました。
参加者のお一人、まほろば さん がさっそくブログに講習会の様子をアップして下さいました。

さて、近年3Dプリンターは安価に手に入れられるようになっており、個人ベースでの活用方法が広がりつつあります。
海外だと拳銃を作るなどの物騒な騒ぎもありますが、手足に障害のある人の補装具を3Dプリンターで作るなど支援機器分野での活用についても注目が集まっています。
義手を手にした喜びを、同じ境遇の子どもたちへ
4歳の男の子が欲しいのは、生まれた時からなかった自分の右手。そんな息子の願いを叶えるために、パパが3Dプリンターで作った義手をプレゼントする。新たな右手をつけることで自信をつけた親子は、手のない子どもたちに無料で義手を贈ることを決意。
息子の為に3Dプリンタで義手を作ったお父さん。SNSで左手のない少女の存在を知り彼女の分も作ってあげる。 | カラパイア
カラム・ミラーさんは10歳の息子ジェイミー君を愛するお父さん。ジェイミー君は生まれつき左腕がなかった。そんなジェイミー君の為にカラムさんは、義肢制作を学び…
また、自分たちが使うツールを使いやすくするための補助として設計をして作ろうという動きも出ています。
昨年の特殊教育学会で行った「3Dプリンタによる教材・支援具の可能性」では八雲病院の実践を田中さんから紹介してもらいました。
ブログでも少し出ていますね。
マイ・スタイル | ゲームやろうぜProject
3DSのボタンが押しにくいので、3Dプリンタで、スティックを作成して使いやすいようにしています。
こういった、自分で使いやすく道具を作れるというのはこれまでにもなかったことです。
人間はホモサピエンスですが、ベルグソンは人間の本質は物をつくりおのれを形成するホモファーベル(ものを作る人)だといっているそうです。
ものを作るということが私たちの人間を人間としている本質の1つであるという考えは興味深く、その中に3Dプリンターも1つの役割が果たせそうな気がしました。

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