
いつもお世話になっている福島さんがiOS機器でのスイッチ操作をするに当たっての周辺機器の設定について,ていねいにまとめてくださいました。
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昨日の虎の穴でもどうすればいいのかの質問がありましたので。
その時に出ていたのは市販品はちょっと高すぎるので・・・・というご質問が。
ただし、私が思うに
利便性
と
価格
はトレードオフの関係だと考えます。
即効性があり、必要な人に必要なものを届けるためには時間をお金で買うことが必要です。
市販品の魅力はそういった面があり、すぐに使えることをお金で買う事になります。
そんなこといったってこんな高額なもの変えないよ・・・
っていう話をよく、教員から聞きますが、実は教員の時給ってとっても高いんですよ。
東京都の教員の初任給はこちらを見ると26万円程度。
月の勤務が20日として1日あたり13,000円
8時間働くと1,500円あまり。
ですが、これは賞与(ボーナス)がつきませんので、それを換算すれば2,000円ぐらいと考えられます。
中堅であればその倍ぐらいはもらえるわけです。
その教員が、不慣れな電気工作をして1,000円程度のキーボードを改造したとしても
けっこうな時間をとられるので、とても高くなるのではないでしょうか?
まあ、そういった時間は正規の時間に入らないという人も多いですが、そういったブラックな話は横に置いておいて、教員がどこに自分のエネルギーをフォーカスさせるかということはとっても大切。
もちろんそれは
子どもにとって有効な時間を生み出すこと
だと私は思います。
そのための研修として教材作成をすることであったり、子どもに合う改造をすることは求められるが実際にこれだけ市販品があるのにそれを無視して作るのはどうかなと思います。
(まあそうはいってもマジカルでは作りますがそれはまた別の時に)
そんなことを考えながら、ものの値段というのを考えていって下さい。
さて、実は上記の福島さんのブログで紹介していたUSBタイプのスイッチインターフェースって肢体不自由の特別支援学校では、けっこう死蔵されている。
知り合いの菊池さんという人は学校の棚卸しをしていたらこんなスイッチインターフェースが出てきたとFacebookに書いていました。

いまはもうすでに無くなってしまったMadentecという会社が作ったDiscoverというWindowsに対応したスイッチインターフェースです。これだけでは機能せず、専用のソフトと組み合わせることになりますが、さまざまな操作をWindowsでできます。
「WARNING Remove and discard protective coating before use.」
(注意 使う前に保護シールをお剥がし下さい)
って書かれているのにそのままな事。つまり使ってなかったんでしょうね。
これって結構高額な商品だったと記憶しています。
それこそ、なんでもワイヤレスよりも高かったはず。そういったものを有効に使えていれば活動が広がった子どもたちも沢山いたはず。
残念ながら、このスイッチインターフェースはiOSには使えませんが、この製品は福島さんが書かれているようにライトニングアダプターで使えます。

このようなUSBタイプのスイッチインターフェースが学校の中で結構死蔵されている現場をよく見ました。
ですので、新しいものを買うまえに学校の備品の棚卸しをして使えそうなものを再発見してはどうでしょうか?
いまは夏休みなので探してみて下さい。