小学校へのタブレットPCを持ち込むことの記事から考える


毎日新聞の記事で発達障害のある児童が学習に必要だということで、小学校にタブレットPCを持ち込むことが出来るようになった。という記事が出ていました。

児童は書くことにに困難があり、母親にわざわざ左手で代筆してもらい、子どもの字に見えるようにして課題を提出していたとのこと。その後、タブレットの音声入力が使えるようになることで文章作成が出来るようになったが、学校の授業で使えるようになったのは5年生からだとのことである。
全国的に見ても、まだまだ教室内で特定の児童だけPCを使うという事例は少ないので、上手くいった事例だとみられるかもしれない。
しかし、学習に困難があり、本人の努力が足りないからと、そのままにされているケースはこれまでにも多くある。
本人や保護者、そして医師の助言があってはじめて導入されなければならないというのが、現状だとするとまだまだではないだろうか。
この記事を元に、疑問の声がFacebookの仲間で湧き上がってきている。
特に、クラスの皆に理解してもらわないと使えないという点について、例えば視力が悪くなった子どもが、僕は目が悪くなったのでメガネをかけて授業を受けてもいいか、という事を他の皆に伝えないと、かけてはいけないのだろうか。
そんな声がでている。
目が悪かったらメガネをかけるように、足が悪かったら車いすを使うように、自然な形でのPC利用が進むように、ならないだろうか。
再度、井上智さんのこの動画を紹介しながら、考えてみたい。

読み書きで困っている子供の周りにいる全ての大人へ Message for Keiichi Takeda

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