LD,ADHD&ASD 2017年7月号 「ICT活用で苦手さのある子の学びを保障する―教室で行う合理的配慮―」


縁あって特別支援教育士のスーパーバイザーをさせていただいています。
特典として、定期的に明治図書のLD,ADHD&ASDが送られてきます。
今月号の表紙を見たらなんとICT活用の特集ではないですか。
不思議な事に、先日立て続けに小学校や中学校にiPadなどのタブレット端末を持ち込むためにはどうすればいいですか、という事の相談を受けました。
その時に紹介したのは

この本だったのですが、この本のプロデュースをした、近藤さんが今回の号をまとめているようですね。
これは、ぜひ参考にして欲しい。
とりあえず、目次だけでも引用します。

特集 ICT活用で苦手さのある子の学びを保障する―教室で行う合理的配慮―

特集について
近藤 武夫
提言
「ICTの利用による学習保障」のために必要な考え方を理解しよう
近藤 武夫
各論
1 学びを保障するための〈最新〉ICTツール&ソース
平林 ルミ
2 ICTを利用する?しない?配慮の妥当性を検討するためのアセスメント
河野 俊寛
3 入試や試験での合理的配慮としてのICT利用―合理的配慮の合意形成に関する事例から―
近藤 武夫
実践
1 教科の授業で行うICTによる学習保障
(1)国語 読み書きが苦手な子へのICTを活用した事例
保田 美紗子
(2)数学 LEVEL THE PLAYING FIELDの追求
藤元 貴嗣
(3)英語 ICTを用いて英語の「読み」と「書き」を支援する
村田 美和
2 苦手さに対応したICTによる学習保障
(1)「聞こえ」の困難への情報保障
池谷 航介
(2)「話すこと」の困難へのコミュニケーション支援―AAC―
青木 高光
3 大学から広がるICTによる学習保障
大学の教室で「あたりまえ」となっているICTによる支援
岡田 孝和

Essay

アシスティブテクノロジーとしてのデジタル教科書への期待
堀田 龍也

特別寄稿

ワーキングメモリ―その働きとワーキングメモリ理論からの支援―
湯澤 正通

JDDネットニュース (第62回)

NPO法人えじそんくらぶ
高山 恵子

医療との連携 (第60回)

親子支援と医療・教育の連携
稲葉 雄二

Newsな視点 (第18回)

なぜIQが不用なのか~その「実感」と「論理」~
小貫 悟

通常の学級を担任する先生の悩みに寄り添う教育相談 (第2回)

[今回のテーマ]落ち着いている時は対処できるが,気持ちが追い込まれると騒ぐ子
宇賀神 るり子

学べる!楽しい!学びにくい子への学習支援ワーク (第10回)

語彙力をのばす「絵の説明プリント」
山田 充

発達障害の子どもに役立つ!ちょこっと支援の教材・教具 (第14回)

子どものエラーから苦手ポイントにあう教材を
日高 茂暢

発達障害のある子を伸ばす!言葉かけと対応 (第2回)

[今回のテーマ]不適切な行動を繰り返す子
小林 玄

一度は手にしたい本

『ストーリーでわかる特別支援教育の実践』(川上 康則著)/『発達障害のある子の父親ストーリー』(アスぺ・エルデの会編)
上野 一彦

SENS for S.E.N.S (第9回)

S.E.N.S臨床日誌
池田 明朗
~読むことに困難をかかえる児童への支援~
S.E.N.SイマドキTOPICS
両川 晃子
~発達障害のある子とICT~
S.E.N.Sになって
藤田 正美山田 朋子
特別支援教育士資格認定協会からのお知らせ

編集後記近藤 武夫


お値段も1,000円でおつりが来ますので、お手頃です。
小中高等学校で支援の必要な子どもさんに関わっている人はぜひ読んでみてください。

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