昨日は某盲学校で講演をさせてもらいました。
私の元々の専門は肢体不自由教育なのですが,最近はICTやATについて広く研究をしているので,お声をかけてもらいました。
実は,今年は聾学校さんや知的障害特別支援学校さんからもお声をかけてもらっています。
自分自身の勉強のためにはとてもありがたいのですが,緊張します。
さて,お伺いした学校では中学部の生徒さんがPCの操作方法について練習をしていたのですが,視覚障害のある児童生徒にPCを教える際の指標のものがあるといいということで担当の先生が,段階表のようなものを作られていました。
これは,文部科学省が作った「教育の情報化に関する手引」を作成する委員会で提案があった「小学校における基本的な操作スキル」を参考にしたものだそうです。
実は,これは検討の段階で様々な意見の中で採用しなくなったもので最終版には載っていないのですが,先生方が指導する際に指標となるものが欲しいということで,探されて活用したとのことです。
視覚障害のある児童生徒の場合には一般の子どもたちが容易に過ぎてしまう操作に困難があったり,別の操作を学ばなければなりません。
具体的には,私たちが簡単にフォルダーの中にあるファイルをマウスでクリックして探したり,ファイルの名前を変えて保存するなどの操作も音声リーダーソフトを頼りにしている場合にはその「構造」的なものが理解できないと,必要な操作ができずにいます。
また,音声リーダーの操作やキーボードの位置も目で確認して覚えられない場合には時間がかかったりします。
そういった困難があっても一般の子どもたちが覚えるであろう操作技術まで必要なのかどうか,ディスカッションさせてもらいました。
結論から言うと,本人にとってどんな力をつけさせたいと考えるか,そのためのPC利用なので,項目として上がっていることは大切ですが,場合によってはそれをやらなくてもいいし,別の物に置き換えてもいい,とお話ししました。
これってまさにAACの考えですね。
特別支援学校でのICTの活用はまさに
・障害を補うための「支援機器」としての活用の側面と
・子どもに教える教材としての活用面
の2つがあります。
どちらも重要なのでしょうが,やはり前者の部分はどの先生も知っていってほしいと思いますし,ぜひかつようしてもらえればとおもいました。
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さて,タイピングの練習にということで
ウチコミくん

というとても良いソフトがあるんですよと教えてもらいました。
調べたらなんと販売終了じゃないですか。
とても残念なことです。
明日はサイトワールドに行く予定なので,他の業者で販売を継続しないか相談してみようと思います。
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