特別支援学校でのICTの活用っていうと,子どもたちがやりたいことを支援するための「支援機器」として使うことが多くあります。
これって,目の悪い人(私のように)がめがねをかけることとも同じで,困難をその人の努力で克服させるのではなく,適切な配慮(今の流行だと合理的配慮かな)をして,他の人と同じように見える環境にすることです。
ですが,通常教育で使われるICTの活用って,やっぱり機器に慣れるだとか,機器の使い方を知るだとか,情報社会に乗り遅れないようにだとかそんなことが目標になる。
最近学校に行って面白いなぁと思うのは,電子黒板で,これの使い方って先生方の力量がもろに現れていて授業の上手な先生ほどその力を大きく伸ばすように思います。
つまりは先生方の「支援機器」のような感じがします。
まあ,これが「ICT活用」っていう,事ですね。
翻って子どもたちのICT活用について見ていると,やはり「一斉指導」の中で「タブレットPC」をどう使うかといった「旧来型の一斉指導」に引きづられている。
ここの子どものそれぞれの能力を「支援する機器」になっていない。
やっぱりこれは,特別支援学校などで行われていた「アシスティブテクノロジー」の考えが通常学級でも生かせるんじゃないかと思います。
そんなこんなではるえ先生が「授業を便利にから、いつか学びを変えるICTを期待」というエントリーで
でも本来ICTは、学びそのものを変える可能性を秘めているものではないでしょうか。
と書かれていたのには,とても共感しました。
学びそのもの,学び方も変わってきていいと思います。
まあ,日本型の大人数を一斉に指導出来るという効率重視の教育って,外国で評価されているようですが(コスト面で)その裏腹に大量の落ちこぼれ(落ちこぼし)がありますから,一斉授業だけでは限界があり,その学び方を変える突破口としてICTの活用があれば面白いのに,旧来型の一斉指導にICT機器を押し込めていると面白くないです。
杉並区立桃井第三小学校の授業や中川先生のお話聞きたかったです。
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コメント
私は10年以上前から「コンピューターはクラスに一台あってそれをどう使うかでみんながルールを決める過程に意義がある」と主張してきました。一人一台だと学級の意味合いはなくなるか極端に薄れます。もっとも,こういう考え方は欧米でもなさそうですが。
2011年11月19日にツイートした記事紹介
知的障害の特別支援学校って、「理科」の学習内容を想定した教材ってないよなー。【記
2011年11月19日にツイートした【記事紹介】
自分のネガティブな感情の命名と、援助要求行動の形成を手助けしてあげることがポイン