コノミチより「『自立とは依存先を増やすことだ』学校は自立ではなく孤立を促している?」

いらすとやで「依存症」というキーワードで探したら上記の絵が出てきました。

非常に微妙な感じですね。

今、電車に乗っているとほぼ8割ぐらいの人はスマホを見ています。

1歳ぐらいの子どもにスマホを渡して子守代わりにしている親も見ることがあります。

私たちの世界に、スマホはとても上手に浸透してきたのでしょう。

ICT機器を使うことを推奨していた私としては、どうもこれらの様子が肯定的には見られません。

といっておまえはどうなのかと思うと、自分もけっこうで先でスマホの画面をいています。

これって

依存症

なのでしょうか。

そんな、依存ということを考える際に、思い出すのは熊谷晋一郎さんの

自立とは依存先を増やすこと

です。

この言葉をお聞きしたのは、ATACでの講演。

ATAC2日目
ATAC2日目
ATAC2日目に参加して来ました。 この日は中邑賢龍さんを含めて5人の登壇者によるバリアフリーコンフリクトの話題提供。 「点字ブロックや...

これをお聞きして、ぜひマジカルにお呼びしたいと思い講演をお願いしました。

AACセミナー
熊谷先生のお話が始まりました

とても知的で、難しいお話をとても興味深く話をしてもらったのが印象です。

分からないけど(知的好奇心をそそる)楽しい授業

といった感じでした。

熊谷さんはその後に特総研の講義などもしてもらいました。

多くの方が、熊谷さんのお言葉で学んだと思います。

さて、その熊谷さんのお話を引用して書かれていたのが表題のブログ。

こちらです。

http://thisway.fun/2018/01/07/post-ziritu/

なるほど、学校は自立ではなく孤立を作ろうとしている。

というのは、考えさせられますね。

できること

というのを私たちがどう定義し、どのような方向に向かおうとしているかを考える事が大切ですね。

特別支援関係者で無い人たちの中では、やはりデキルということについての捉えがちがうかなと思う人がいます。

人は、全て自分だけで生きており、何でも人に頼ってはいけないという人を多く見かけます。そういった人にとっては、障害のある人の存在は認めてもらえないのでしょうね。

そんな事を考える人たちに、このブログや熊谷さんのお話をお伝えして少しでも気がついてもらえるといいなと思います。

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