文部科学省「教育の情報化に関する手引」作成検討会について(平成30年度)

教育の情報化に関する手引といえば10年に1度、学習指導要領の改訂に併せて作られる資料です。

前回の資料はこちら

「教育の情報化に関する手引」について(平成22年10月29日):文部科学省

学習指導要領も改訂されましたので、この手引も新しく作られることとなりました。

「教育の情報化に関する手引」作成検討会について(平成30年度):文部科学省

以下引用

「教育の情報化に関する手引」作成検討会について(平成30年度)
平成31年2月4日
初等中等教育局長決定

1.趣旨
学習指導要領の改訂により、情報活用能力が、言語能力、問題発見・解決能力等と同様に「学習の基盤となる資質・能力」と位置付けられるとともに、ICT環境整備についても「教育のICT化に向けた環境整備5か年計画(2018~2022年度)」が策定されるなど、学校における教育の情報化について一層充実が図られることとなった。こうした新学習指導要領を踏まえて教育の情報化が円滑かつ確実に実施されるよう、学校・教育委員会が具体に取組む際の参考になる手引の作成が必要である。
このため、新学習指導要領を踏まえた教育の情報化に関する手引を新たにとりまとめる。

2.検討事項
新学習指導要領を踏まえた教育の情報化に関する手引について

3.実施方法
(1)別紙の学識経験者等の協力を得て検討を行う。
(2)必要に応じ、別紙以外の者にも協力を求めるほか、関係者の意見等を聴くことができるものとする。

4.実施期間
平成31年2月4日から平成32年(2020年)3月31日までとする。

5.その他
この検討会に関する庶務は、初等中等教育局情報教育・外国語教育課情報教育振興室情報教育推進係において処理する。

ということで、昨日その第1回の検討委員会が開かれました。

「教育の情報化に関する手引」作成検討会(平成30年度)(第1回)の開催について:文部科学省
 

文部科学省が公開している情報はまだこれまでなので、細かいことは差し控えますが、私も特別支援教育担当として、前回同様にお手伝いをさせてもらうことになりました。

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/056_01/meibo/1413456.htm

学校現場における情報化の進度はまちまちです。より先進的な学校はいいですが、機器も未整備であったり、子どもたちへの情報リテラシーが十分行われていないところもあると聞いています。

特に、特別支援教育においては、彼らの教育へのアクセシビリティがなされないために、十分な配慮がない可能性もあります。ICTはそれを補う大きなツールだと思っています。

この手引がそういった状況を改善する一助になって欲しいと考えています。

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