物作りから考える制作者と利用者との関係

いつもお世話になっている「山ねこ工作室」さんのブログより
製作した支援機器のその後 ~スマホ型VOCA&スイッチ~
マジカルトイボックスではこれまでも自分たちのニーズからいろいろなものを作ってきました。
これは,子どもたちのそばにいて気がつくことですから必然といえば必然です。
しかし,誰もが作れるわけではない。
そうなると,ニーズを伝えて作ってもらう人を探す必要もあります。
なので,こんな研究もしています。
特別支援教育における支援機器活用ネットワーク構築に関する研究~高等専門学校との連携による支援ネットワークの構築~
さて,上記の山ねこさんのブログですてきだなと思うのは

Rちゃんの実状とニーズに合わせ、STさんとお母さんの依頼を受けての製作ですが、
製作過程で何度もやり取りするうちに、
Rちゃんに会ってみたくなるのは私たちとしてはごく自然なことでした。
実際に使うご本人に会い、実際に使っているところを見せていただくことで
作り手の思考も研ぎ澄まされていくように思います。
「顔の見える製作」が山ねこ工作室のスタンスなのです(*^^)v

というところ。
利用者のイメージを持って作っていかなければ勝手な思い込みでとんでもないものを作ってしまう。
そういったことを教えてくれた,記事です。
こんなことを考えていたら,Amazonがリアル書店を出したというニュースが出ていました。
やはり,ユーザがどのようなものに関心があるのか,直接見ることで学ぶことがあるのだと感じます。
データとネットだけでは分からないものがあるのでしょう。
机に張り付いているだけでは分からない,やはり学校に行って子どもたちに会ったり先生方と話をするのはとても重要だと思います。

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コメント

  1. hashimoto より:

    先生、こんばんは。
    今年度の第一期に特総研でお世話になりました。
    今日、
    同僚がブログを紹介してくれました。
    懐かしい、野比海岸まで見ることが出来感激です。
    今年はICT推進係で、いろいろわからなくて、思うように仕事がすすめられず四苦八苦しています。
    これまで、苦手さもありあまり利用出来てこなかったのですが、自分の生徒に使って、もっと実践できていたら良かったなあと思います。
    また、先生のブログで勉強させていただきたいと思います!

    • kinta より:

      コメントありがとうございます。
      ICTが大切なのではなく,子どもたちの「できる」がたい説だと思っています。
      ですが,その「できる」を実現するためにはICTは重要な役割だと思っています。
      そんな,見方でぜひ活用していただければと思います。