先日行った某盲学校の先生から講義の最後に質問を受けました。
ご自身も視覚障害のある先生だったのですが,とても本質的なお話しですぐにお答えできるようなものではありませんでした。
視覚障害者がPCを利用するにあたって困った時には人に頼って解決することになるが,そうではなく自分だけで解決するような仕組みはないのか。
確かにそうですね。コンピュータなどの機器は操作が複雑ですし,近くに人がいれば安心ということもありますが,そうなると,常に近くに人がいないと解決できない。
安心できる反面,常に人が近くにいるのはうっとうしいかもしれない。私などは,何か困ったことがあればネットに接続してインターネットで調べることで何とか解決しますが,そういったこともけっこう大変かもしれない。
この時にお答えしたのは,高松養護の「Wish Project」でした。これは,肢体不自由のお子さんが外出活動を携帯情報端末を利用して行う実践です。
肢体不自由のお子さんも困難があるということで常に大人がそばに付き添っていることが多い。そうすると,自分でできているのか,大人が手伝っているのか分からなくなってしまうこともある。
ですが,「何かも待っている」時に助けてもらえればいいのかもしれない。
そんなわけで,困った時に携帯情報端末で呼びかけたら近くにいる人が助けてくれるようにしている。
もちろん,すぐに来てもらうということは近くに入るわけですが,困った時にしか来ない。
この塩梅が大事。
視覚障害の人も,遠隔の人にテレビ電話などを利用して困った時に相談するという仕組みを使っている場合もある。
本人の自立を考える時にはそういった「常につきまとっている」ではない,方法として遠隔支援があったもいいのではとお話しをしました。
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支援機器を使うのは機器があるからではなく,自立のためのどんなことがデキルのかということだとつくづく思います。
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