デジタル教科書の研究をやっていてい思うのは,日本語表記の課題です。
日本も言語が英語であれば海外で使われているDAISYをはじめとしたデジタル教科書の技術をそのまま輸入して使えるのに,そのままで使えない日本語独特の問題があります。
以下はそれらを述べてみたいと思います。
・縦書き表示
日本語だけでなく中国語なども縦書き表示があります。パソコンをはじめ私たちはずいぶんと横書き表示になれてきています。ですので,横書きだけでもと思うのです学校ではどうしても縦書き表示を求められています。
しかしそうなった時に問題になるのはスクロール。たとえばEPUB3では縦書き表示が可能になっているのですがいくつかの縦書き表示のビュアーソフトには左から右にスクロールするソフトがあります。(iPadのiBooksなど)
これでは,使えません。表示だけでなく,ページの向きなども柔軟に表示されていかないと学校では混乱します。
・ルビ振り
日本語独特の「漢字」があるために、これが読めない人のためにルビ振りをすることが必要になります。しかし,ルビ振りには「正しいルビを振る」「文字のどこにルビを振るか」「どの文字にルビを振るか」と行ったことが問題になります。漢字は2つなのにルビのカナが3文字の場合2文字目を真ん中に置くのか,漢字に対応させるのかと行った細かいことまで,学校の先生は気にされるそうです。
そうなると,柔軟なルビの振り方が求められます。また,漢字にルビを振ることは考えられますが,カタカナにルビを振りたいという要求も学校では求められます。
ある学校の先生は「ルビは赤に決まっている」という人もいました。そうなると,いろいろな要求に応えられるような柔軟なルビ振りができないと困ります。
ちなみにWebサイトにルビを振ったり分かち書きをすることができるソフトがいくつか出ています。
これは,同一性の保持の問題もあるので,特定のサイトしか動作できなかったりしています。
ウェブ・アクセシビリティ支援ツールWebUD
ルビ振りAPI
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台風があって長崎駅が冠水のために電車が動かなかったりと色々ありました。
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