はじめに
学校の始まりが遅くなり、また始まったとしても授業をまともにできない状況の中、遠隔会議システムの重要性が高まっています。
前に書いたように、学校に登校することが難しい、在宅訪問の児童生徒のための遠隔会議システムについてはずいぶん昔から使っていました。

その頃使っていたのは、FOMAの機能で、1回の授業で電話代が1000円ぐらいかかってしまいました。(自腹です)
当時のことをまとめた論文はこちらに
さて、今はそんなめんどくさい事もせずにテレビ会議システムが使えます。
私がよく使うテレビ会議としては、こちらの3つ。
Skype
Googleハングアウト
Facebookメッセンジャー
しかし、最近は多人数でも対応できるzoomが多くなりました。
zoom
調べてみると、これら以外にも沢山のテレビ会議システムがあるようです。
zoomの魅力はこれを見ても分かるように多人数での対応能力ですね。
講義形式の場合は使い勝手がいい。
ですが、いろいろな懸念もあるみたいです。
しかし、思うにインターネットが始まった当時もいろいろな懸念があったはずです。
私たちはそういった事がいわれるたびに、それを払拭するようなメリットを伝えてきた。
zoomもただ指をくわえてみているだけではないみたい。こんな記事もある。
つまり、大切なのは子どもや学生の情報リテラシー以前に教える側のリテラシーを高めることのようです。
zoomの懸念も、ユーザ管理やパスワード管理を教員側がすればトラブルは最小に抑えられる。
優先させるべきは子どもたちの学習環境のように思います。
私が始めた当時は特定の限られた子どもたちだけでしたが、今は多くの児童生徒学生が困っている。
であれば、多くの英知を結集してもらえる可能性もある。
前に進むための工夫を考えていきたいところです。