ポランの広場のサイトに表記の署名の募集依頼があります。
書名はこちらから
呼びかけ人は
○ miyasuku プロジェクト ユニコーン社・中島勝幸 ほか
○ フラミンゴ隊代表・当事者家族 高取れお奈
○ 島根大学助教・EyeMoT開発者 伊藤史人
の皆さんです。
テキストの転載をさせてもらいます。
国に届けよう!重度障害者・児のテクノロジー利用の実際
「重度障害者用意思伝達装置および日常生活用具」を皆様が日常どのように活用されているか、「写真・動画ならびに厚労省に対する意見」を頂きたく、以下の投稿フォームを用意しました。現行制度の矛盾点(下記)を改善して頂くことが目的です。
1.重度障害者用意思伝達装置は、国の定める「補装具」である
意思伝達装置のシステム更新(改善)を実施してはならない?
Windowsの自動更新もやってはならない?2.重度障害者用意思伝達装置は、パソコンでもソフトウェアでもない
一体型の専用機であり義手義足・車椅子等と同等の扱い?
仕事・勉強・娯楽 で使ってはならない?3.重度障害者用意思伝達装置の支給判定基準は、未就学児に対しても成人と同様である
子どもにも成人と同じ判定基準が課される
将来のある子どもには成長を期待した基準があるべき
ということで、制度の矛盾があることによって、いろいろと不具合が出てきています。
支援機器の支給の制度自体はとても素晴らしいことだと思っています。それを使っていろいろな人の出来ないことが出来ることに変わってきたことでしょう。
しかし、国の予算であることからどういう使途なのかということが問われることになります。
であるなら、どう使っているかをしっかりとユーザー自身が伝える事も大切な役割でしょう。
そういうフィードバックなしにお金があるから使っちゃおうということだと実際に使えないものでも請求されてしまう危険もあります。
実際、前の職場の齊藤由美子さんがAACディバイスの利用状況を米国で調査したところ、十分な活用がされていなかったという研究もあります。
伊藤さんはイスラエルは全員に支給してから使わない人から取り上げるという考えを紹介しています。
まあ、それは強引でも給付がされていてもまったく目的外使用しているようなら返金を求めるなんて事があってもいいのかもしれませんね。厳しいですが。
何はともあれ、現場の声を伝えることはとても重要だと思います。
ぜひお知り合いの人にご紹介ください。