「平等」と「公正」そして「過剰な支援」合理的配慮について考える画像

いつもお世話になっている高松さんから上記の絵をご提供してもらいました。

これの元になっているのはアメリカの経済学者が作られた絵です。

以前紹介した、中野さんの本も許諾をもらって掲載したそうです。

また、先日福島さんがこちらのブログでTEENSさんの許諾をもらって掲載していましたね。

合理的配慮を分かりやすく考えるイラスト : Sam's e-AT Lab
2016年4月施行の「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(通称、「障害者差別解消法」)により、一人ひとりの困りごとに合わせた【合理的配慮】の提供が行政・事業者に義務化されました。【合理的配慮】とは、障害のある人が障害のない人と平等に人権を享受し行使

掲載元の記事はこちら。

【図表でわかる!】発達障害 × 合理的配慮 |「タブレットの利用はズルい」? 合理的配慮を”不平等”だと感じる人へ : 【図表でわかる!】発達障害 - TEENS
TEENSは発達障害のある小中高生向けの放課後等デイサービスです。ADHD、自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群、学習障害などのお子様に、平日は学習支援、週末はお仕事体験プログラムを実施してます。都内(新宿・御茶ノ水・三鷹・吉祥寺)神奈川(川崎・横浜・関内)に合わせて7事業所を展開しています。

私のブログでも2014年にこちらに紹介していおり、ずいぶんと沢山の人に関心を持っていただきました。

「平等」と「公正」の大きな違いが1秒で納得できる画像
こちらより これを見て思い出すのはある発達障害のある子どもの保護者の方が言った 「同じスタートラインに立つ」 という言葉です。 支援機...

これの掲載元はこちら

【追記あり】「平等」と「公正」の大きな違いが1秒で納得できる画像 | BUZZAP!(バザップ!)
一瞬同じようなものだと思うかもしれません。しかしこれらは全然別の考え方。どこがどう違うのかが納得できる秀逸な画像がシェアされています。 「平等」は自由と共に民主主義社会を形作る重要な考え方。しかし公正取引委員会などの組織があるように、似ているようには感じながらも少し違う使われ方をする「公正」という考え方も存在しています...

いろいろなバージョンがありますが、

同じ状態にしていればいいということでもなく、またそれぞれに同じもの(この場合木の箱など)を提供していれば公正とはいえないということ。

言葉だけでは伝わりにくい表現を,視覚的に見せることで理解してもらおうということを表しています。

高松さんの絵の場合は、過剰な支援は本人の力を弱めてしまう危険性があるのではないかということを示唆していると感じます。

まあ、野球観戦なんて、ずっと立って観ているのは疲れちゃいますから、本当なら3人とも座っていた方がいいのかもしれませんが、このシーンで伝えたいのはそういうことではなく、伸びようとする子どもたちがいたときに、その子なりの適切なが支援が行われず、

頑張れ

という一言で解決させようとすることの危険さと

かわいそうだから

ということでの過保護をどう考えるかということだと思います。

さて、それとは別に福島さんが紹介したTEENSさんの絵では壁がフェンスになっています。

これであれば、支援そのものが無くても同じ条件になってきますね。

これが

ユニバーサルデザイン

なのかもしれません。

もちろん、全ての場所が完全にユニバーサルデザインになることは難しいと感じます。

そうなってしまうと、逆に使い勝手が悪いものも出てくるでしょう。

そんなときにどうすればいいのか。

私は、そんなときこそ機器だけでなくそれを扱おうという人の考え方が変わってこないとダメなのだろうと思います。

福島さんも書かれていましたが、通常学級ではいまでも合理的配慮についての認識が少ない場合が多くあります。

何であの子だけ特別視するんだ

という言葉はまだまだ見受けられる。

先日ご紹介した「読み書き配慮」の事例の中でこんな言葉がありました。

先生次第でクラスの雰囲気は変わるんだそうです。先生が受け入れてくれてたときは、クラスのみんなからも「ずるい」とか「なんで潤樹くんだけ?」みたいな話は出ないんですって。だけど、先生が受け入れていないときは、お友達もみんなそういうふうになる、ということを小学校の頃に言ってました。

『読み書き配慮」No.3 この子への配慮が、次の誰かの配慮のステップに Part2より引用

つまり、本当の意味で理解していなければ表面をさらってしまうことになる。

とても難しいことですが、大切なのは

違って当たり前

と思えることかなと思います。

その上で、できることはそれぞれ違うけど自分ができることはやっていこうという気持ちを持っていくことだと思います。

ぜひ、この高松さんの絵やTEENSさんの絵を多くの人にご紹介ください。

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