慶應義塾大学の中野さんが監修された本です。
主な読書対象者は小学生ぐらい、価格的にも学校の図書館に蔵書してもらう感じのハードカバーの本です。
何でこの本が気になったかというと、6ページにある「差別しないって、どういうこと?」と書かれた章にある3人の子どもが塀の向こうにある野球を見ている絵があったからです。
私のブログの読者ならご存じこの絵
この絵の原作者であるCraig Froehle氏に許諾を得てイラストと文を作ったとのことです。「平等」と「公正」の大きな違いが1秒で納得できる画像こちらよりこれを見て思い出すのはある発達障害のある子どもの保護者の方が言った「同じスタートラインに立つ」という言葉です。支援機器を活用することはこの「公平」を保つために必要なことでしょうね。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
もちろんそのままではなく、子どもに分かりやすいように書かれています。
これを見て解説するというよりも、子どもたちの目に付くところにおき、機会があるごとに子ども自身で調べさせるのがいいのかなと思いました。
少々高い本ですが、学校の図書館には揃えて欲しい本です。
http://www.holp-pub.co.jp/books/58778/