iPad用のスイッチインターフェース「できiPad。」がバージョンアップして「できiPad2。」が出るそうです。
その理由を3つほど書きたいと思います。
目次
1.サポートがしっかりしている
「できiPad2。」を含む「でき。」シリーズの素晴らしさはサポートの良さです。これは、設計者の町田さんの思想の表れだと思いますが、ユーザーとのコミュニケーションを大切にし、メーリングリストによるアフターフォローやテレビ会議システムによる相談など、有料のサポートをしてもいいようなことを無料でやられていることです。
こうしたことは、ユーザーのニーズを的確に把握する面でもとても価値のあることで、お互いがWIN-WINの関係になると思います。そういった、安心感があるのが一番の魅力です。
2.かゆいところに手が届く細かい設定
他の支援機器でもそういった努力はされていると思いますが、「できiPad2。」やこれの前身である「できiPad。」「できマウス。」は、さまざまな利用場面を想定して、それらのソフト、アプリを使う場合にどのような設定にすればいいかといったことを細かく説明しています。
こういった事は、支援機器を使うことに慣れていない人にはとてもありがたいことです。上記のサポート体制と相まって使い勝手を向上させます。
3.安価に手に入る価格設定
皆さんは18,000円というのをどう感じるでしょうか?
私が紹介する自作のスイッチインターフェースなら一万円を切るものもあるかもしれません。しかし、それらはすべてが自分の責任で自分で設定を考えなければなりません。そう考えると、上記のようなサポートが無料で受けられるとすればけっして高い値段設定ではありません。経営的に大丈夫なのだろうかと心配になるほどです。
上記のことがありますので、私は「できiPad2。」が出たらすぐにでも購入しますし、iPadでスイッチ操作をしたいと考える人がいたら、これをオススメします。