芸能人の栗原類さんが自身が発達障害であることをカミングアウトしたせいかネットで発達障害の話題が増えているように思います。
栗原類、発達障害を告白 8歳の時に判明「人に合わせられない」
以前にも紹介した松谷君のことについてもいくつかのサイトで記事が載っていました。
なぜできないの?と言わないで…学習障害の少年が感じる日本の教育の欠点とは
周囲の協力があれば障害は個性になる–学習障害をもつ13歳の少年が経験した学校の不自由さ
ログミーの方では「視覚障害」と書かれていますので,一般の人は見え方に困難があるとそうとらえてしまうのだということ意味では,どうなんだろうとも思いますが,おおむね丁寧に説明されているかなと感じます。
松谷君の言葉が端的に現れているのはこのなんとカンファレンスの題字だと思っています。
なんとカンファレンス
僕の考えでは、「障害」は「困っていること」で、「障害者」は「困っている人」です。「困っている人」は助けられる人や助けられるモノがあれば助かります。
僕は困っている人だけど、僕を助けてくれるモノや人がいたら、困っている人を助けるモノを作れるし、助けることもできます。
みんなで助け合ったら困っている人はいなくなります。そんな社会にしていくべきだと思います。
大人の人たちは,この言葉を受けてどう考えるか,それこそ真剣に考えてもらえればと思います。
もう一つの記事はこれ。
デジタルで学ぼう:パソコンと口述筆記で受験 神奈川・書字障害の生徒、県立高校に合格
彼も松谷君と同じDO-IT Japanの参加者ですね。
内閣府の障害者施策に関わる議論の中でも発達障害のある人のICT活用が十分でないという指摘もあるようです。
障害者政策委員会III:インクルーシブ教育システム、雇用など 議事次第
今後は,理解が深まっていくといいですね。