新しい機器を導入するのにどうして抵抗感があるか

PCをはじめとした支援機器などが上手く使いこなせればとても生活や学習が豊になります。
しかし,そういったものに対して抵抗感を示す人は多く,旧来からのやり方や道具を使い続ける事が多く見られます。
ICTを普及させるためには,そういった抵抗感をいかにやわらげるかということが課題です。
昨日の研修でも講師の人からそういった話題が出てきました。
しかし,実は新しいものを覚えるときには

Jカーブ効果

といって使い始めにおこる非効率的な現象を乗り越えられないという課題もあるようです。
それまでに行ってきた道具から切り替えると,その使い方や慣れの問題もあっていったん効率が下がります。
しかし,その苦しい時期を乗り越えて使いこなせるようになるとJの字の形のように効率は大きく上がってきます。
しかし,たいていの人はその苦しい部分で挫折してしまい

こんなものは良くない
使っても効果がなかった
これまでの方法の方が良かった

という否定的なコメントが出てしまう可能性があります。
そうならないためには,上手くいくモデルの提示も必要ですが時間的な余裕や金銭的な余裕が必要だと言われているようです。
私はこの他に「好奇心」が必要な気がしています。
新しいことは挑戦するためには時間が無ければ取り組めませんが,その時にも「何か面白そうだな」と思ってくれないと人はなかなか動かない。

これって理屈じゃなくって気持ちの部分が大きいような気がします。
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やはり,そうなるためには興味を持ってやっている岡本先生のようにメンター的な人が必要なのでしょうね。

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