特殊教育学会に行ってきました

昨日までの3日間,特殊教育学会に行ってきました。

前にも書いたようにATやICT関係の発表が少なくなり,自主シンポジウムは皆無であるという寂しい状況ですが,現地では旧知の方と交流をすることが出来て,いろいろと情報を仕入れることが出来ました。

仕事の目的としては,肢体不自由関係の研究発表を聞いてきたのですが,慶応大学の中野先生の拡大教科書関係のフォントの話や,福岡教育大学の氏間先生の教科書でのテキスト部分以外の画像や図表等を音声情報などに置き換える際にどのような検討を行えばいいかなどの研究は,デジタル教科書の研究にとても参考になりました。

AAC関連でも実践研究がいくつかあって,「十分な検討がなされなかったので」といった言葉が多く書かれていたのですが,それらの研究が相互につながらないと,それこそ単発に終わってしまいそうで残念な気がします。

やはり,どこまでの研究が行われていて,これからどの部分の研究が進められればいいか,相互の関係を示すような「つながり」が大切なのでしょう。

自主シンポジウムには参加できなかったのですが,そういった意味では病弱教育の支援冊子の仲間と話たときに,全国の実践を集めてそれを広め,また集めてといった,一方こうでなく相互の交流をしながら質を高めたり,情報を広めていく実践はATやAACの実践でも参考になると思いました。

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